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ファーメンテーション・コーチング誕生秘話(5)

「水素」、「フォーカシング」、「葉巻」

何の関連もない事柄が私にヒントを与え、ファーメンテーション・コーチングの開発に着手しました。20年間ため込んだコーチング関連資料、発酵に関する書物やインターネット検索、そして20年の間に出会った人々との交流を思い出しながらエッセンスを抽出してみました。

そこで導き出されたのは以下のようなものでした。(自分がブレストでメモしていたものをあえて記載します。)

・良い知り合い、良い習慣、良い信条・「良い」の定義=抵抗せず受け入れる、夢や希望を与えてくれる、気持ちに変化を与えてくれる・エコサイクルの循環・発酵≠腐敗・クリアリングスペース→糠床を整える、価値観の明確化→発酵促進の環境づくり・効果=免疫強化、旨味、多くても困らず少なくても足りる、心身の強化としあわせな感情に包まれる・発酵の仕組み→人の能力も発酵・熟成するとより良いものになる→エコサイクル・化学反応で別のものになる・土壌の肥沃さ=安全基地・太陽の恵み=良い知人・「土壌を作って変化を待つ」・「変化に正誤はなく、変化そのものが是」・酵素=敬聴、尊聴・「変化にはエネルギーが必要となる」・発酵プラス熟成が必要・「発酵って素材に上塗りするのではなく、下から底上げして、その魅力を高める」etc.

これらを徐々にコーチングにあてはめて行きました。

コーチングにおける『発酵』とは?
「敬聴、尊聴(私の造語です)」、「質問」などによってクライアントの話を聴き、クライアントの中にある不安、怒りなどのモヤモヤを整理し、クライアントが大事にしてきた価値観を同時に明確化していく。するとクライアント内部に変化が起きてくる。

次に思考のクセ(思い込み、固定概念等)を修正することでクライアントの自発エネルギーを集中させる新しい思考が生まれ、旧いメンタールスキーマが崩れて新しいカンファタブルゾーンが創りだされる。

最後にクライアントがアクションを起こし始め、「アクションが変化を生み、変化がアクションを生む」エコサイクルが創られる。これらの過程でエネルギーがクライアントの中に生まれ、クライアントの人生が有益なものへと変化していく。これが『発酵』を適用したコーチングです。

凄くシンプルに表現すると「土壌を育て変化が生まれることを支援する」、これがファーメンテーション・コーチングです。

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