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名画座大澤支配人の心と身体の休憩室

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地方で名画座の支配人をやっている大澤です。人生は悩み多きものです。「しんどい時はいったん休んで、それからまた一歩踏み出せばいい」、これは私がいつも自分に言い聞かせている言葉です。…
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#休憩室

15.自分の知らないことを知る

名画座支配人の大澤です。いままで2つのドリルを発表してきましたが現在第3弾として「ハピネスジャーニー」というタイトルの本の執筆をしています。以前の2作は小説形式のドリルでしたが、今回はドリル形式の小説にしたいと思っています。3作目ともなれば筆もスラスラと進むかと思っていたところ、今まで以上の生みの苦しみで1週間に1ページ書ければいい方で何日も書けない日が続いています。10月発刊を目標に執筆していますが、その予定も守れるかかなり怪しい状況なので気負わずに進んでは立ち止まり良いも

12.素直さ(子供たちから学ぶこと)

名画座支配人の大澤です。 人が成長するために大事なこと。それは「素直さ」であると私は思っています。「素直さ」と聞いて皆様はどんなイメージを持ちますか? 「従順」「可愛さ」「ピュア」、一方で「自己主張がない」「優柔不断」 そんなことをイメージされたかもしれません。 最近新聞記事で「こどもの詩」という記事を読みました。保育施設や幼稚園で先生たちが聞いた印象的な子供たちの言葉です。 年長園児「先生、髪切った?」 先生「うん、切ったよ!似合う?」 年長園児「うん・・・・でも明日

2.自分探しドリル

名画座支配人の大澤です。 前回、「潜在意識」についてお話しましたが、その際お伝えしたドリル小説が完成しました。名画座大澤支配人の自分探しドリル(Kindle版) 主人公は田所羊司さんです。私が彼と出会ったのはもう1年くらい前でしょうか?彼が私の名画座に来た時、彼の様子はそれはもう憔悴しきっていました。私はそんな彼の姿に自分の過去を見ているようで、どうしても声をかけずにはいられませんでした。その日、彼は通勤電車に乗っていることが出来なくなって衝動的に下りの電車に乗り込み、そ