茶髪の女性が怖い私(毒親の呪い)
私は現在の黒髪めがね。
自分の子供が生まれてからはずっと黒髪。
最後に茶髪だったのは、結婚した直後。 10年くらい前だろうか。。忘れた(笑)
はっきり言って、 プリンになったりするのがめんどくさい、定期的に美容院に行かなければならない。。とにかくずぼらなのとあまり目立ちたくないという気持ち は表向き。
一番はおそらく 髪の毛を染めた時に人に自分がどう見られるのか怖い、から髪を染めるということ自体避けてきた。
誰も見てはないんですけどね(笑)自分の心理としては それぐらい 他人依存なんですね。。 あと私がそれほど外見を 過剰に意識してしまう理由は 色々な心理的要素が原因であると思うが、それはまたの機会に。。
高校生の頃、 思春期で色気づいた娘を女として 許せなかったのだろう。母がとにかく攻撃してきた。母の過干渉である。
ただ、髪の毛に関してはあんまり言われなかったため、茶色にしては 黒染めをしてトータル10回以上自宅で染めていた。 実は校則がない学校だったため その点に関しては自由。 むしろ家の方が 束縛や過干渉が強く本当に居心地が悪かった。 部活の先輩とかからは茶髪の時は調子がいい時と裏では言われてた。 心の不安定さが出ていたようだ。
いつからだろうか、自分が母親になって保育園やら、その他もろもろ広場などで他のお母さんと関わる機会がある。そういう時に無意識的に
黒髪の人
地味そうな人
おしゃれじゃなさそうな人
おどおどしてそうな人
まさに自分!(笑)のような、見た目地味~なお母さんにばかり 近づいてしまう。 無難なんです 。多分自分と同レベルの 決してオシャレではない ママが。。私自身最近気づいたのだが、茶髪のお母さん女性 に少しビクついてしまったり。怖いと思ってしまう ことに気がついた。 そういうイケてるママとかが二人以上集まっていると、、、
もう無理で本当に怖くて逃げたくなってしまう。決して自分のことを 敵対視してるわけでもない、意識してる訳でもない、避けられてるわけでもないのに、である。
HSPという性質上、ビクビクしてしまうってこともありますが、得体の知れない恐怖心(笑)
まさに自意識過剰!
だから 緊張してしまって相手と上手く話せなかったり。で、そういう私の言動見て相手に気を遣わせちゃっている。避けてるわけではないんですけど、自分がそういう態度をとってしまうことは、不安からきてる。
でもね、、心ではすごく可愛いママとか、おしゃれなママ大好き。だって見てるだけで癒されるし、目の保養になるし(笑)
本当にキラキラしていて素敵だなって思う。 というか仲良くならなくてもいいけど、近くでジーと眺めていたいタイプです (変態です)だから友達になりたいって思うけど、、 なんでだろうなぁ自分がすごく地味でブスキャラだからなかなか勇気が出ない。 勇気が出ないっていうか、 嫌われることや気持ち悪いと思われているんじゃないかという過度な畏れと憧れ。
自分なんて、そういう素敵なママと喋る資格はないって心の底で思っちゃってる。
自分なんて
そう この意識ってもろ母親の影響なんですよね。
女である自分をずっと否定し続けてる。 否定され続けてたことが ずっと自分 から消えない 。自分がおしゃれすることが許せない。 女になるな、と自分を責め続けちゃってるんです 。苦しいです。
特に生理前 激しい精神不安定になるのもここから来ているのが一因かなって最近思うようになった。 学生の頃から生理量が多くていつもひどくパンツや制服を汚すことが何度もあった 。 タンポンなら漏れないと知ってタンポンを希望したが、『そんなのはアバズレ?が使うものだ』と拒否された。でも母親は 生理用品があるところにタンポンを置いていた、自分用の。 私はそれから1度もタンポンを使うことはなかった 。体格も良く発育も良かったのでよく変質者にも痴漢にあった 。 母親に話しても面白おかしく笑われて、 『学校のみんなに教えてあげなよ』 と言って変質者の見た目の絵をチラシの裏に私に書かせた。家庭内のストレスでひどい生理痛で、日曜日に倒れたこともあった 。あまりにも痛くて失神しそうになった辛いと言っても知らん顔された。 父親もいたが我関せずだった。毒親あるあるで、小学校高学年ではブラジャーも買って貰えず、、乳房が透けて恥ずかしい思いもした。 それなのに母親は下着よりも服に夢中。
好みのフリフリの服を大量に買い、私は自分で服を 選ぶことは決して許されなかった。
着なければ着ないで高かったのに、と嫌味を言われる。また高校生の頃 腫れぼったいまぶたが嫌でアイプチをした。化粧もした。 ある日わたしのアイプチ用品 が洗面台のゴミ箱にみえるように全部捨てられていた。 母は無言。知らん顔 。怖くて理由は聞けず。 何日か後に部活の顧問から呼び出され、
『お母さんにあまり心配をかけるな!化粧もするなアイプチ?なんてくだらないことするな』 ショックだった。
もちろん母は何も言わず。なぜ他人から言われるのだろうか理解ができなかった 。 自分が恥ずかしい存在だと思った。
もちもちろん高校3年、部活の全国大会予選の途中で精神崩壊、不登校。 あからさまの鬱病だったと今では思う。
母親は決して自分の子供が精神科を受診するのを認めたくなかったようで必死に内科 を探し回り、山の麓の内科に連れて行かれた(内科なのは体裁のため) そこの先生に『大変だったね。 辛いんだよね。疲れちゃったんだね。少し休みなさい。』って。交わした言葉はすくなかったけど、涙がポロポロ流れたよね(笑) 自律神経失調症って診断書には書いてもらったけど 絶対うつ病だよね。。
誰にも知られず自殺未遂もした。 単身赴任だった父に『 母親が嫌だ。死にたい。高校やめたい。高校を辞めたいから戻ってきてくれと』 泣いて電話した。 それでも父は数ヶ月帰ってこなかったし、電話口であぁ、あぁと言うだけだった。 母も父も一度も私と真剣に話し合うともしなかったし向き合おうともしなかった。 その出来事も何も触れられなかった。
寂しかったなぁ。 今思い出すだけでも少し辛くなってくる。 これだけじゃない、まだまだ数え切れないほどエピソードもあるが(笑)
母親は 基本は無関心だった。が、 私が少しでも おしゃれをしよう、友達と仲良くしよう、 幸せになろうとすると全力で阻止してきた。
いつしか私はこう思うようになったのかもしれない
全部私が女だからいけないんだ
私は幸せになってはいけない。根底にはそういう気持ちがずっとあるのかも。
でも思ったんだ。 いつまでもあの日の自分じゃない。今は、親から離れて自分を冷静にみれるようになってきた。だんだん年を取ってきて黒髪メガネの自分を見ると本当に老けてるなって思うようになった(笑) 産後で薄くなった頭皮もみそぼらしく、ボサボサめがね。髪型を変える 少しだけだけど何も変わらないかもしれない 。 誰にも気づかれないかも (そっちのほうがいい)でも自分がやってみたいって思うことが大切なのかなって思うようになってきた 。 あとは外見に怯えず話したいって気持ち。
些細なことかもしれない、髪を染めることなんて。 でも一歩を踏み出そうと思う。 私は私であるという意思表示。 おしゃれをしてもいいんだ、なりたい自分になってもいいんだ、って思えたことが私にとっては大きな一歩。高校生の頃の茶髪、赤毛、ピアスの自分を認めてあげたい。よく頑張ってた、本当に。
だから決めました来週髪の毛を久しぶりに染めてきます。
茶髪の女性が怖いって思うならまず自分がやってみようと思ったから。本当は、素敵だなって心の中で思っても、どっかでその人の 自分が持ってない部分に嫉妬してたり。それは自分がそういう行動ができないから。
ならやってしまえ!!
小さな小さな一歩。
私が怖がっている茶髪の女性というのは、おしゃれをした自分自身の姿なのかもしれない。
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