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【長文】人のことばかり考えてしあわせなの?

長文マガジンのお時間です。

よろしくお願いします。

今日は僕がよく聞かれる質問

「人のことばかり考えてしあわせなの?」

という質問について考えていることを綴っていきます。

僕たちは、さまざまな大きさの社会の中で生きていきます。子供でも大人でも同じ。学校や会社、家族でもそうです。

そしてあらゆる社会で、よく「人は一人では生きていけない」と聞きます。

たしかに、人間が過ごす1日には、自分だけの時間もあれば、人と過ごす時間があって、その中で安心感をもらったり、自分が必要な存在なのだと認識したりして生きていく動物だと思ったりします。

その中で聞かれる

「人のことばかり考えてしあわせなの?」

この質問についての僕の考えをここに残しておきたいと思います。


人のことばかり考えてしあわせなの?

僕の人生は自分だけのものではないなと思ったりします。

僕の今までの人生は、自分のことより、チームのことを考える時間が圧倒的に多い人生でした。

そりゃそうです。

1人での活動がないので、チームの活動のことを考える時間が多いからです。

だから僕はよくいろんな人に

「工藤くん、大変だね…それでいいの?」

と聞かれてきました。

こういうことを聞かれるときの、その本質的な意味は

「人のことばかり考えてしあわせなの?」

という問いでした。

これは僕の人生においてすごく重要な問いでした。

僕は何度も何度も考えてきました。

そして、ある時、気がつきました。

「これ、誰になんて言われても…それでも…それでも…幸せだぞ。」

と。

人のために頑張ること、人のことを考えることが好きだったのです。

そして、自分が関わった人が幸せな顔をしているのを見ることが、純粋に幸せなのです。

人のことを考え、人のために生きることで、人と一緒に何かをつくることで、そのつながりから幸せを感じて生きてきたのです。

「人のことばかり考えてしあわせなの?」

今の僕は笑顔で答えられます。

「人のことばかり考えて幸せです。」

と。

こういう書き方をすると、すごく「自分よりも人を優先して」みたいに見えますが、そんな偉いことでもないです。

もう少しシンプルなことです。

自分のことを考えることが好きな人がいれば、人のことを考えることが好きな人もいるということです。

好きなことを選び、好きなことをしているのです。

納豆が好きな人がいれば、パクチーが好きな人もいて、豚足が好きな人もいて、人それぞれ好きなものは違うっていう単純なお話なのです。

人のためが自分のため

「人のためが自分のため」

僕は、少し綺麗事に聞こえてしまうので、この言葉を僕は今まであまり好きではなかったです。

でも人間というのは社会的動物ということ改めて知った時、腑に落ちました。

他人との関係において作られた社会。

この社会の中でないと個人が存在できない。

人間は個人として存在をしているが、個人だけで生活することは不可能で、絶えることなく、常に他人との関係において、存在をしている
のです。

これが社会的動物の意味です。

そして、人は、人のために行動をしたとき、自分のしあわせを感じることができるのです。

このしあわせは、人間でなければ感じられないしあわせなのです。

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