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ミュージカル「四月は君の嘘」

2年前に中止になったミュージカル「四月は君の嘘」公演おめでとうございます。

本日、観劇させていただきました。

ツイッターにも書いたけど、本当に美しい作品でした。

そして、何より、キャストのみなさんや舞台関係者のみなさんの想いが、胸の奥の奥の方まで伝わってくるそんな素晴らしいミュージカルでした。

「四月は君の嘘」という作品は主役だけじゃなくて、出てくる登場人物それぞれの人間模様が垣間見れる場面があるのですが、そこもすごく好きでした。本当にみなさん、素敵でした。。。

僕が小関裕太くんを初めて見たのは2016年の「DNA-SHARAKU」という舞台だったのですが、今日はあの時の衝撃が、最初の歌唱シーンで蘇ってきたんですよね。

裕太くんの歌声って、すごくやさしいんだけど、分厚くて、どこまでも遠くまで飛んでいきそうな伸びやかさもあって、でもキレもよい。そして、とにかく、聴いていて心地よいという唯一無二の声なんです。

はじめてのその歌声を聞いた時、本当にそれが衝撃的だったわけですが、今日も舞台を観ながらその時のような心が震える感覚になりました。

そして、さらに今回は感情が爆発するような瞬間が何回もあって、その度に胸にきたんですよね。きっと演じることと、自分を表現することが、重なってあのような歌や言葉になっていたんじゃないかなと思うんです。ひとりの友人として、小関裕太はやっぱりすごいなと思いながら観ておりました。

そんな裕太くんと2020年に、つくった「ぜんぶ、うそ」という曲。

この曲は、このミュージカルの中止をきっかけに作られたものです。


本当にステージを観ながら、公演が再開されてよかった、と、心の底から思いました。。。

2年前、中止を知ってすぐに連絡させてもらったんだけど、裕太くんのこの作品にかける想いが強かったんだな…って声を聞いただけでわかりました。

僕もライブの延期が続いていたこともあって、その気持ちは理解できる部分もあって、そこからすぐ曲を作ろうってことになり、K.K.の木村くんにも手伝ってもらって、できあがったのが、この曲です。

この曲に込められた純粋で誠実な裕太くんの「ぜんぶ、ぜんぶ、うそだったように、笑える日がくるから」という想い。その言葉を本気でまっすぐに思っている人だと、知っているからこそ、ミュージカルでの裕太くんの姿が、何度も胸にきたのだと思います。

いやーたくさんのものを背負って上がった舞台だったと思うけど、小関裕太は今日も最高にかっこよかった。心から大きな拍手を送らせてもらいました。

改めて、素晴らしい時間をありがとうございました。まだミュージカルは続くのでくれぐれもキャストのみなさん、スタッフのみなさん、お体に気をつけて、最後まで走り抜けてほしいです。

アニメのオープニングを担当させていただいたこの作品のミュージカル版の主演を仲良しの俳優さんが務めるなんて人生で何度もあることじゃないのでね、このご縁を大切に僕も日々、精進したいと思います。


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