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徳島VS新潟

明治安田生命第20節
徳島VS新潟

徳島は、開始から新潟の前線からの激しいプレスでなかなか前にボールが運べない。さらに、新潟は徳島以上のポゼッションでボールを支配して、ゲームをコントロールしてくる。シュートまでは打たせないが、徳島は押し込まれる時間が続く。
13分、徳島は右のCKで雄大から藤田選手へデザインされたプレーをしようとしていたと思うが、新潟がかなりケアしてきたので、シンプルにクロス。垣田選手がヘディングで合わせるもキーパーにキャッチされる。
17分、ファールのリスタートから垣田選手がサイドチェンジで藤田選手へ。藤田選手が戻して雄大のミドルシュート。これはキーパーにキャッチされる。
21分、前線でボールを奪った渡井選手から垣田選手へ。垣田選手はフリーだっが、ループシュートは枠を外れる。

飲水タイム

ここまでは、新潟にボールを支配されるものの、決定的なチャンスは作らせていない。逆に徳島は、いつものようなボールポゼッションはできないが、惜しいシーンをいくつか作りはじめる。
31分、内田選手のサイドチェンジから西谷選手がドリブルで仕掛けてシュート。これは、キーパーの正面。
37分、左サイドでパスを回してから、岩尾選手が右へサイドチェンジ。藤田選手が落としたボールを内田選手がアーリークロス。これに渡井選手が飛び込みヘディングするも、わずかに枠を逸れる。徳島らしい攻撃だった。

立ち上がりこそ新潟ペースだったが、徳島は統率された守備でしっかり守り、徐々にチャンスも作って前半の間に立て直した。しかし、決めきる事は出来なかった。

前半終了

47分、田向選手が左ふくらはぎを負傷し福岡選手と交代。
56分、西谷選手が左から右に流れてきて、渡井選手、雄大、藤田選手とパスを繋いでいる間に右のスペースへ。西谷選手のクロスのこぼれ球を雄大が右足でシュート。これはミートせず。
59分、新潟の本間選手のドリブルを雄大がカット。この試合では、本間選手に仕事をさせなかった。雄大は渡井選手からパスを受け左に流れる。西谷選手とパス交換ののち、渡井選手へのスルーパス。渡井選手の折り返しに西谷選手のシュート。これは新潟DFにブロックされたが、いいコースに飛んでいたように見えた。
62分、藤田選手と内田選手に代えて岸本選手とドゥシャン選手を投入。

飲水タイム

71分、新潟のバックパスのミスを垣田選手が奪い、キーパーをかわす。無人のゴールだったが、少しボールが大きく前に出てしまいシュートは打てず。中へ折り返したが新潟DFが戻ってきて通らず。
75分、徳島は上福元選手から前にパスを繋いで岩尾選手が左サイドに展開。垣田選手がサイドに流れて深い位置でキープして西谷選手へ。西谷選手から岩尾選手、雄大とつないで渡井選手がダイレクトパスを使って崩そうと試みるもブロックされる。こぼれ球を垣田選手がシュートするもキーパー正面。
77分、雄大がミドルシュートを狙うもスピードが足りずキーパーにキャッチされる。
81分、垣田選手に代えて河田選手を投入。
85分、岩尾選手のキープから右のドゥシャン選手へ。ドゥシャン選手からサイドの岸本選手へ。テンポよく追い越してきた雄大へ。雄大のドリブルからのクロスに河田選手が飛び込みヘディング。全てが完璧だったがシュートはポスト。こぼれ球を再び拾って、右サイドにいた西谷選手が仕掛けて、1人かわしてシュート。これはキーパーに弾かれた。徳島の怒涛の攻撃だった。
90分、新潟の攻撃を凌いだ徳島。上福元選手からドゥシャン選手へ。選手や監督の「YUDAI!」の声で雄大へ。軽く持ち上がり一気に岸本選手へ。素晴らしいトラップから仕掛けてクロス。飛び込んだ河田選手が、ヘディングで今度はきっちり決めた。
残り時間、新潟の攻撃をしっかり守り切り、試合終了。
序盤こそ、新潟のペースだったが、しっかり修正して徳島のペースへ持っていった。最後は河田選手が決めきっての見事な勝利だった。
順位も2位に浮上した。

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