怒りの創作物
本当に悔しいことがあると、そのことを思い出したら数日間はウィスキーをロックで飲んだ時のように全身がカッとなる。
そして都合の良いことに、怒り成分は創作意欲につながります。
「私のことを分かろうとしてくれる人たちだけのために、私一人だけで資産を作ろう」って、ワシワシ執筆やらデザインやらに没頭するのがテンプレート。
初期の椎名林檎や結婚前のGaga様、藤田嗣治のピリッとした1949年の作品集などなど…。
直接怒りを言葉にするだけではただ汚らしく見苦しいだけですが、
創作者の怒りが内在した創作物って、なんであんなに毒々しくて美しいんでしょうね。
感情を揺さぶられた時こそ作りどき・書きどきです。
そして何度感情を揺さぶられたか=真剣に生きたかどうかで、良い作品が残せるかどうかが決まります。
怒りは自分が真剣に生きている証拠。
振り回されず創作物に昇華し、本当に大切な人たちのために作り続けましょう。
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