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愛は無形だからどんな形にもなる

「愛」ってなんですか?と聞かれたときにどのように答えますか?

恋人同士の会話の中でありそうなフレーズとして「私はこんなにも愛しているのに!」「本当に私のこと愛しているの!?」といった喧嘩があります。はたしてこのフレーズの愛は本当に愛といったものなのでしょうか。

私は愛ではなく依存だと思います。

では愛とはどのような意味で用いられるのかと言うと...

私にとって「愛」という意味は
そのものの価値や存在を認め、重要感を持つこと。

です。

自分はこんなにも愛しているのに!!。と対価を要求するような感情は全部依存と言ってしまっても過言ではありません。愛されたいという自分の満足感を得るためにこちらが愛しているつもりでも一生愛は返ってきません。だって自分のために恋人を愛しているのですから

愛というものは恋人に限らず対価を求めずに相手そのものを認めることであると言えます!

どういうことか分かりづらいと思うので私の実体験を小説にしました。↓

私が伝えた愛

タクシー内にて
私「○○までお願いします」
タ「わかりました。今日はどこか行かれていたんですか?」
私「カラオケに行っていまして...!!」
タ「そうなんですか、最近ここらへんにもカラオケ増えましたよね」
私「確かにそうですね。結構タクシー歴長いのですか?」
タ「40年以上は運転しているんですよ、毎回安全運転でね」
私「それはすごい!道理でほかのタクシーよりも乗っていて酔わないわけですね」
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タ「私はタクシーをもっと派手にして華やかにしたいんですよ。タクシーってシンプルでしょ?だから乗ってくるお客さんも暗い顔で乗車してくるから話しかけづらいんですよね」
私「なるほど、確かにありますね。もし彩度が高い車見つけたら絶対に乗ります。運転手さんの名前は中島(仮)さんですね?覚えておきます」

これは一昨日実際にあった話で太線の部分が、運転手へ愛を提供している部分になります。

運転手のタクシー業界に対する価値というのも認めて、さらに名前を挙げることで中島さん本人の存在も認めています。

このように愛を提供した結果どうなったか。
運転手さんはすごい気分が良さそうにタクシー代を2600円から2000円にまけてくれました(笑)

私はこの対話の中で1言も安くしてくれとは言っていませんし、もし私が一言も運転手と会話しなかったら運転手さんは600円まけてくれたでしょうか?おそらく定価だったでしょう。つまりはこれが、対価を求めていない愛なのです。

愛を与えることで変わったこと

最近、どうしたら周りの人に愛を伝えられるか考えながら生きています。

自分の購入しようとしている商品をレジ打ちしている店員、美容院で髪を切ってくれているとき、恋人や家族。愛を伝えられる場面は日常でたくさんあると思います。

「この人すごいな...!」や「あ、ありがたい!」と思ったとき一言でも口に出して伝えると本当に世界が変わって見えます。

今まで無表情だった店員が急にニコやかになってくれたり、逆に感謝されることもあります。

だけど決してお世辞を言ってはいけません。はっきり言ってバレますので(笑)

人は常に自己の重要感に飢えています。なので心からの思いには必ず反応してくれます。さらに愛を与えた側も受け取った側も幸せになれるって最高だと思いませんか?

ぜひ勇気をもってやってみてください。私はその勇気を尊敬します!!


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