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「結局我が家のオーブンレンジ、どれ買おう?!」真剣に考えた結果・・・

先日、Google Bardくんとオーブンレンジを選んでみよう!と試みて、
会話型AIも、結局使う側の使い方・聞き方が重要なのね、と言うことが分かった。
確かに会話型AIは、質問に対して分かりやすく要点をまとめてくれはするもの、こっちの使い方が悪いと、今まで通りの検索の方が、結局早いような気もしている。そして、買い物のした後の納得感がも違うように思える。

そんなわけで、前回はこれと言う一品まで決めれなかったので、今一度、我が家に必要なオーブンレンジについて改めて整理しながら、これだ!という一品を手繰り寄せたいと思う。


我が家にとって「最低限ないといけない要素」を考える

■最低限ないといけない要素
・奥行40cm以下
・庫内容量:26L~(今使っているのが26Lなのでこれを基準に)
・温めメイン:温め上手、温めが早いこと、連続温めもしくは同時温めができること
・時々オーブンで焼く程度

これくらいかな?
前回も言ったように置けるスペースが決まっているため、「奥行40cmまでのオーブンレンジ」という時点で、結構絞ることができる。

では、順に候補を見ていきましょう。


①Panasonic(パナソニック)

実は、何を隠そう「パナソニック」製品好きだ。
現状、冷蔵庫・洗濯機等の大物家電、美容系家電、コーヒーメーカーなど、気づけば「パナソニック」である。いや、偶然ではなく、自ら選んできたのであろう、と思う。
どの製品に対しても、機能・デザイン的に申し分ないなく、故障なく長く使っている。どの製品も「使いづらい」などと後悔することはほとんどない。

SHARP(シャープ)が好きな時代もあったが、海外に買収されてしまったときは非常に残念に思ったもんです。
あ、話がずれてしまったので、戻すと、例えば以下の製品から見ていこう。

【 NE-MS4A 】
奥行40cm
・庫内容量:26L(幅31.9 × 奥行35.0 × 高さ21.5cm)
・温め:スイングサーチ赤外線センサー
× 片面グリル
× ボタンのバックライトがないらしく、部屋が暗いと見づらいとの口コミが…
× 「2品同時温め」や「ごはん温め30秒」などができるAIついていないモデル

Panasonicのスタンダードモデル。現時点で2万円台。
横にボタンがある分、庫内の幅が狭いのかと思ったが、うちのオーブン用のお皿サイズから見ても、問題はなさそう。

基本機能はそろっているものの、パナソニックの「2品同時温め」や「ごはん温め30秒」はない。温めが多い我が家にとって、非常に魅力的である機能だが、その機能が欲しいとなると「AIエコナビ」付きでないといけないみたいだ。やはり出てきたパナソニックの「エコナビ」。
それでは「AIエコナビ」がついている「奥行40cm以下」はないだろうか?

ん~、見つけられない。欲しいサイズ感に対して「AIエコナビ」搭載は、現時点では難しいようだ。
後、フラットボタンが暗い部屋で見づらいというのも、地味に不便だと思われる。(使ってから分かる、細かいけれど結構重要なポイントを教えてくれる口コミは、本当にありがたい)

う~んと思っていると、「AIエコナビ」搭載はしていないものの、上記NE-MS4Aより上位のビストロシリーズのコンパクトサイズを発見!

【 NE-BS658 】
・奥行40cm
・庫内容量:26L(幅31.9 × 奥行35.0 × 高さ21.5cm)
・温め:スチーム、スイングサーチ赤外線センサー
・こちらは両面グリル

生産終了している商品なので、情報は多くない。これの最新モデルは【NE-BS6A】なのだが、容量が25Lと減る。この1Lに大きな違いがあるのかは分からないが、25Lも選択肢に増やすとキリがないので、【NE-BS6A】は検討から外すことにした。

では、これを踏まえた上で、他のメーカーを見てみましょう。


②象印

家電量販店に並んでいた「奥行40cm以下」製品でもう一つ気になったのはコレ。デザインもシンプルで洗練されています。
「象印でオーブン?」と店員さんに言うと、「象印から17年ぶりのオーブンレンジなんです。」と、なるほど。

【 ES-GT26 】
・奥行39.9cm
・庫内容量:26L(幅37.8 × 奥行30.9 × 高さ20.1cm)
・温め:赤外線センサー/温度センサー

象印

象印と言えば「魔法瓶」。
パンフレットにも「温度コントロールの技術を活かし開発」と書かれている。「温度コントロール」へのプライド。
口コミもおおむね良さそうだが、上記のパナソニックのNE-MS4AよりもAmazonでは現時点で18000円ほど価格が高い。この差は大きい。
この差は何か?後程考えることにしよう。


③山善

ネットショッピングの中でこの商品が①のパナソニックの前に出てきて、こちらも気になって調べてみた。

【 NE-MS4A 】
・奥行40.3cm
・庫内容量:25L(幅32.8 × 奥行35.5 × 高さ20.6cm)
・温め:スチーム

Amazonでは現時点で、①のパナソニックのNE-MS4Aより安いのにスチームオーブンというわけか。う~ん、どうなんだろう?


どの程度「オーブンレンジで調理をするのか?」と言うことを考える

では、スタンダードな機能のものと、②の象印「エブリノ」の値段の差は何だろう?
改めてよくよく各資料を読んでみると、色々な違いが分かってきた。

要は、オーブンレンジでどの程度調理をするのか?ということを問われている。

私は、オーブンレンジを使って調理までを考えたことがなかった。
これまでも「温めて、時々焼く」程度だ。
しかしここ最近のレンジは、材料入れてボタン一つで一品作るという調理までできるというわけだ。
そこまでの事を私がこのオーブンレンジに期待するのか?なのだ。
調理は今まで通りコンロの上でフライパンや鍋を使って行うならば、②を買っても、結局宝の持ち腐れということだ。
う~ん。(調理をオーブンレンジにするかどうか?をしばし想像する)

②を使って調理されている方のブログや、動画を見てみた。
本当に色々調理できるようだ。
煮物や魚・ハンバーグなどは今まで通り、コンロ調理でいいかな?と思ったが、パスタ・・・。茹でなくていい?だと!これにはグッときた。
コンロで調理すると、パスタを茹でる鍋、ソースを炒めるフライパン、何かと洗い物が多くなる上、3口のコンロの2つがふさがる。
麺の堅さもチェックして、ソースも炒めて味見して…なかなか工程も多い。
これを材料入れるだけで、勝手に全部できちゃうなんて。
しかも、10分足らずで。茹でなくていい、炒めなくていい、洗い物少ない。
これはかなりのポイントだ!

これだけの機能があって、我が家にピッタリの奥行40cm以下。
それでこの値段はもはや、安いのではないだろうか!?
こ、これは!!!

と思って、更に調べると、
・パスタが作れると言っても、全てのパスタメニューが作れるわけじゃなさそう
・どんなおかずにしても、一度に作れる量はそんなに多くない
・調理途中で味見できないから、レシピ通りの材料を計らないといけないのかな?と思うと、かえってちょっとめんどくさそう

う~ん、迷う。

④東芝

以前から、コンパクトサイズで上位モデルに近いものを頑張って商品として出してくれているのは東芝で、10年前もサイズ感と機能で色々迷った結果、石窯ドームシリーズを買って使っていた。
他と比べたことがないのでなんとも言えないが、ちょいちょい不服はあるものの、掃除はしやすく、オーブンで焼いたグラタンにはしっかり焼きめもついていた。一回オーブンを使うと、冷却が長くて、次の事ができないことや、温めムラや「熱くなるのは皿ばかり」という状況もあり、きっと現在は進化しているのだろうとは思うが、ちょっと次は違うのを使いたい気持ちがあり、避けていたが、やはりこのサイズ感で、それなりの機能となると、石窯ドームなのか、と思う。

石窯ドーム ER-XD7000 】
・奥行39.9cm
・庫内容量:30L(幅39.4 × 奥行31.4 × 高さ23.4cm)
・温め:スチーム(タンク式)、2品温め、赤外線センサー/温度センサー
・付属:深皿ホーロー、遠赤包み焼き角皿、焼網
・カラータッチパネル(扉と一体型)
などなど・・・

いい、とてもいい!が、やはり高い。
生産終了しているモデルにも関わらず、この値段。
きっといい製品なんだろう。

いいのだけれど、多機能すぎて、小学生の子どもがごはんをチンしたい時、扱いが難しいのではないか?とか、スマホ連携とか正直要らないかな、と。
我が家には、ちょっと早期な商品な気がする。
きっとまた10年後くらいにこれくらいのを買うといいかもしれない。

10年後・・・子供はもう立派に成長しているだろうなぁ~。
(しばし、物思いにふける…泣)
おっと青春を謳歌しているであろう10年後の子どもの姿を想像し、感傷的になってしまった。何故オーブンレンジを選びながら、涙ぐむ。
思考がずれそうになったところを立て直し。
あ~迷う!でももういい加減決めるぞ!

で、結局!

全てに良し悪しがあり、万能ではないというわけだが、
・サイズ等の条件
・現在小学生である子どもと、視力の悪い夫が使いやすいか?
・機能と価格のバランス
などなど、結構な時間見比べまくって、悩んで悩んで検討した結果、コレに決めました!

決め手は、
・「一部の料理は目を離してもお任せできそうだ」という可能性に期待
・レジグリ、うきレジ、サクレジなどにも期待
・過剰すぎない機能と価格のバランス
・ボタン等の操作性
・もちろん、デザインも良い
・去年発売したので情報がたくさんあり、口コミも概ね良い

といった感じ。調理はどの程度するか分からないけど、まだ小学生の子どもに料理中にちょいちょい呼ばれることが多いので、手放しで一品増えるかも?ということに期待。

①③のスタンダードタイプは、価格的に魅力的だったが、10年ぶりのオーブンレンジ新調なのに、ウキウキ感はあまりなかった点で、②には勝てず。

①のビストロや④は、他の選択肢に対し高機能だけれど、コンパクトサイズに収めている故、各メーカーの上位より機能が劣るという点。それなのに、価格はそれなりという中途半端感。
あと、高機能や操作性が、今の我が家にはあわないような気がしている。

ということで迷いに迷って、象印マホービンの「EVERINO」にしようと思います。
購入したらまた、これから購入しようとする方のお役に立てるよう、使用レビューでも書けたら・・・と思います。
自分の思考整理のためにnoteに書き、長々なってしまった文章をお読みいただき、ありがとうございます。


さて、最後に、この結果をかつての相談相手「Google Bard」くんに報告してみよう。

「象印マホービンの「EVERINO」を買おうと思うよ」

象印マホービンの「EVERINO」は、高機能でデザイン性も優れたコーヒーメーカーです。お湯を沸かす際に、空気中の酸素を除去することでコーヒーの風味をより引き立てます。また、保温機能も優れているので、淹れたてのコーヒーをいつでも美味しく楽しむことができます。さらに、フィルターは繰り返し使えるので、エコにも優れています。

「EVERINO」は、コーヒーを愛する人にはうってつけのコーヒーメーカーです。ぜひ、一度試してみてください。

Google Bard

あ、あれ?
ま、いいか…(-"-)

【完】

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