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【kdl2】B4家具プロジェクト発足報告

はじめまして、B4の水越と申します。4月から構法計画研究室のメンバーとして活動させてもらっています。このnote自体も研究室に入る前から読んでいたので、「ああ、僕も門脇研の一員のなのかあ、」と門脇研の一員として学べる喜びを実感しているところです(笑)。これから精進してまいりますのでよろしくお願いします。

1.【kdl2】とは?​

簡単にいうと、研究室の隣にある先生の部屋を我々構成員とシェアできるように改修するインテリアデザインのプロジェクトです。門脇研では恒例となっているB4主体の家具プロとして提案させていただきました。もともと、現在のインテリアデザインはKDLというプロジェクトで2013年に完成されたもので、その名前を引き継いでkdl2とさせていただきました。K(カド)D(ワキ)L(ラボ)ということなのでしょうか。すいませんその辺はよくわかりません(笑)。

2.【現状の分析】

現在の部屋はこのようになっております。

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入り口からドアを開けると、まずボックス状のものが目に飛び込んできます。その中を進んでいくと先生のデスクにたどり着くわけです。基本的に研究室のコンセプトと同じなのですが、ここで現状のデザインコンセプトを伝えておくと本来大学の研究室というものはモノに溢れ、雑然とした雰囲気になってしまう。そこでその中にモノが介入してこない空間(正の空間)を余白として残すことでモノの置かれるウェアハウス的空間と置かれない正の空間との対比がされる(ぼくらはこの空間をセイイキと呼んでいます)。そのセイイキのプロポーションは部屋のプロポーションと関係していて、先生の部屋では細長く背の高いセイイキが、研究室では平べったいセイイキが広がっている。そのセイイキを支えるものがウェアハウス的空間の中では一種の表現となっており、空間の力学みたいなものを逆転させるのだ。ということです。

今回のプロジェクトの目的は、学生が部屋を使えるようにすることではありますが、その手法としては先生の部屋の改修。つまり、クライアントは門脇先生なのですが要求されていることがあります。それは、①鍵のかかる何か(学生がみてはいけないような資料などを入れる金庫的なもの)が必要。②学生からPC画面が見えないように目線を区切ること。③寝転がれるスペースが欲しい。とのことでした。

3.【これからの活動】

まだまだ始まったばかりでこれからどのように進めていくのかは定かではないのですが、先生にとっても学生にとっても心地よい空間を作ることができるように頑張りますのでよろしくお願いします。

これからの活動もどしどしnoteに投稿していきますので、これからもお付き合い頂けると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

B4 水越永貴


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