【kdl2】一歩前進

はじめまして、B4の小野恵実です。
kdl2の進捗状況についてお伝えしたいと思います。

1.これまでのあらすじ
前回まで、セイイキの概念を重視する案機能を重視する案で意見が分かれ、B4内での議論は平行線を辿っていました。このままでは埒が明かない、ということで研究室会議にて先生や先輩方から意見をいただき、使い方重視で進めていくことに決定。セイイキの概念は重要視しないことになりましたが、今あるセイイキを活かしてうまく設計できればいいなぁと思っています。

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2.配置計画
使い方重視に決まり、配置に関してはすんなり決定しました。

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・部屋の奥側が先生専用のスペース
・セイイキがあったところに囲んで使えるような机を配置
・廊下側にKIT(2年前の家具プロジェクト)の机を配置

このように、ざっくりと配置が決まったところで、ベッドや机のスタディをこれから行なっていきます。ようやく家具プロっぽさが出てきました!

3.ベッド
今回は主にベッドに関してスタディを行いました。先生の部屋には捨てることができず、置いておかなければならない本が200冊ほどあるので、先生の本をベッドの構造として使ってしまおう、というアイデアで進めることになりました。本の背と小口の色味が門脇研らしいと思ったので、そこを見せたデザインを考えています。

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上の写真は、実際に本を並べてスタディした様子です。本を構造にしつつ、棚としても使えるように間隔を設けています。
ベッドの構造(本の置き方)は決定したので、次回は本の梱包の仕方や、幅木のデザインを考えていきたいと思います。

4.さいごに
これは個人的にですが、これまでの設計課題はいい具合の制約がある要項と先生のアドバイスに従って進めていました。しかも実際に建つわけではないので、構造もめちゃくちゃ。しかしkdl2では一から自分たちで考え、いい具合に縛られるルールもない。問題解決の繰り返しですが、初めて自分達で設計したものを実際に形にできるという経験は貴重なので、その分満足できるように頑張っていきたいです。
個人的な感想が一番長くなってしまいましたので、今回はこの辺で終わりにします。一体どのような部屋が出来上がるのでしょうか。
次回もお楽しみに。

B4 小野恵実

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