KKL 20230628 研究室会議レポート

すさです。先週の研究室会議レポートの担当でした。…遅くなってすみません💦

今日も揺れてます。明治大学の新校舎工事が始まり、高さ40mの11階の教室では時々震度1程度の波が襲ってきます。酔う。



ゼミ

そんな中まあいつも道りゼミが始まります。最近Wi-Fiの調子が悪く、新しいWi-Fiの購入が決定。

ほかの研究室も卒業設計でみんな使うでしょってことで全研究室合同で購入へ、会計の腕が試されます。少しでも出費を抑えたい。

というのも、今年は久々にゼミ旅行で海外へ。11月ベトナム・ホーチミンに決まりました。

僕たちは居残りでカンボジア!からのタイ!!からのハノイ!!!

アンコールワットの『タ・プロ―ム遺跡』早くいきたいなぁ、、、と考えているうちに運営の会議が終了。

さて、運営会議の後はB4の個人発表へ。



卒業設計

今年のB4は賢くてこっちが勉強になる話ばかり。先輩らしいアドバイスするためにもボーっとしてられません。

…カンボジアのご飯ってどんなのがあるんだろう

ファンタジーの世界のような『タ・プロ―ム遺跡』を頭に浮かべながら発表を聞いていると、先生から「すさ」という単語が。

どうやら今年の卒業設計でもSFに挑むかもしれない男が!

卒業設計にはいくつかやり方があり、その一つにSFとして語る方法があります。多くの作品がevidenceをそろえ、現実世界への提案であるのに対し、SFでは架空世界を想定したもの。

SF卒業設計はこれまでなかなか成功例がなかったとのこと。「すさが初めて成功したが、あれもまだまだだった。」と門脇先生。おっしゃる通りギリギリ何とかなったって感じでしたが、こういわれると嬉しい。

そんなことで、すこしでも後輩のためになればと、SF設計について少しキーボードを叩こうと思います。



SF設計

このころの自分が何をやっていたかレジュメを振り返ってみたらこんなものが出てきました。なかなか恥ずかしい。


SF設計では現実世界ではないため、読み手がなかなか世界に入り込めないことが難しい点。つまり、読み手が世界観を感じれるくらいにその世界を設定しなければなりません。

僕が参考にしたのが、『風の谷のナウシカ』と、『鼻行類』。

SF作品は全く作者の想像だけでできているわけではありません。ファンタジーと違って、科学的に基づく設定が必ず必要です。

例えば『鼻行類』というのは、鼻で歩く”ハナアルキ”という絶滅した生物についてまとめた本です。

もちろんそんな生物はいません💧いたら面白いのに。

この本では、リアルな骨格図や進化の仕方、島の地図や歴史、化学物質や食性などが記述され、どれも現実のような設定をしています。

ハナアルキという生き物だけでなく、これらの設定を現実に基づいて行うことで説得力のある世界観が出来上がっているのです。

こんなSFの世界を作るぞ!
と意気込んで描き始めたのが冒頭のレジュメ。全然世界観が出来上がってないですね。

SFはどれだけ作品に説得力を持たせられるかが大事。自分がやりたいことと現実の間をどれだけのリアリティを持って埋められるか。これは、SFでなくてもどんな設計でも同じことだけど、SFのほうがその隙間が大きい。

ただ、SF設計で成功した時の面白さは計り知れないものと思うし、何か大きなことを社会に伝えられる可能性を秘めていると思う。

ぜひSF卒業設計を目指すB4たち、がんばって!!



終わりに

ゼミ旅行が楽しみ!

M2 須佐


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