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2020.11.30.研究室会議レポート

こんにちは、M1の菊地です。

B4の会議レポートの周回も終わり、学期末までM1が担当していきます。よろしくお願いいたします。

学期末というと今年もあっという間に過ぎてしまい、残るところ一か月となり、卒計・修論のスパートをかけ始める季節となってきました。気温も下がってきて、体の末端を冷やしながらこの文章を書いています。

今週はプロジェクト発表と個人発表についての報告をしていきたいと思います。

・cat

例年行われているB4の家具プロジェクトの完了報告がされました。今年は時間が無かったり、思うように連携が取れなかったりというような数々の障害があったようにも思われますが、それぞれが1/1のスタディを繰り返し行ったことで魅力的な作品が生まれました。

特に今年のB4は創作した作品を公にする際のプレゼンテーションやドローイングがとても上手なので、個人的に見習っていかなければならないという気持ちになっております。本当にお疲れさまでした。

できあがった作品に関しては随時Twitterの方に戦略的にアップされる予定でまだ写真はあげられませんが、B4とM1・M2・先生との間でとある密約が交わされたので、研究室全体で盛り上げて宣伝していければなと思っています。お楽しみに。

・kkk

自分も参加する研究室のカーテンを創作するプロジェクトについて、予算であったり、使い方に関するアンケートを取りました。まだ発足したばかりなので、設計のための下準備(研究室の天井の実測・図面作成等)や、そもそもテキスタイルを扱うということはどういうことなのかということを蓄積しながらいいものを考えていきたいです。

ありがたいことに、数多くの建築家の作品のテキスタイルを手掛けてこられたオンデルデリンデさんに、プロジェクトを行うにあたって先日レクチャーをして頂きました。全く零からテキスタイルを扱う僕らにとって、大変勉強になる興味深いレクチャーでした。改めて感謝申し上げます。

レクチャーに関する細かい報告も、のちのち記事としてアップするのでもうしばらくお待ちください。

・個人発表

今週はB4の卒業設計、M2の修士論文の進捗発表でした。中間発表が行われて以降しばらくB4の発表を聞けていなかったので、どれほど進んでいるのか楽しみに聞いていました。

最後の方の議論の中で門脇研の卒業設計について、それぞれが興味のある事柄に対して、その構造的な部分を保ちながらも意味を様々な視点から横滑りさせていくことで、その人のオリジナリティが出た少し変わった提案が生みだされていくような流れがあるという話がありました。今年のB4の中でも、ここまでそれぞれの興味軸はあまり変化していないような印象があり、それがエスキスを経て徐々に具体化されていっているのではないのかなと思いました。

一方その横滑りの中で、提案自体が自分のものとして消化されないまま行ってしまい少々噛み合わない部分が出てきてしまっているということも見受けられているような気もしていて、そこをどう解釈して形にしていくかということがこれからの課題なのかなという風に感じました。

いづれにせよ家具プロも終わり、これからは卒計に一点集中できるので、まずは形をつくっていくことを念頭に頑張ってほしいと思います。

自分も修士論文の中間発表が迫っているのでより一層身を引き締めていかなければならないと感じてます。研究室全体となってこの季節を乗り越えていきましょう。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

M1_菊地裕基

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