アメリカ編入学記⑱就活
まさか、就活の言葉をこんなに聞くとは思わなかった。何度も書いたが、アメリカでは就活をしないからだ。
(注:在学中に)
ところが、先日、春休み(3月上旬)に帰国した息子は、青山かアオキに行ってスーツを買うという。
そんなことは、想像もしていなかったが、理由を聞いて、なるほどと思ったので連れていく。(ここは田舎なので、車でしか行けない)
まぁ、すごい。アオキに初めて入った。
全てを買わされる勢いだ。しかし、ないものは買うしかないのだ。黒スーツ、シャツ、ネクタイ、靴下、コート、ハンガー、カバー。さすがに、カバーはと思ったが、砂漠地帯アリゾナに住む息子は、夏のクローゼットが半端なく暑くなる。じゃ、虫よけカバーもくださいとなる。
その、なるほどだが、日本人の海外大卒向けの就活フォーラムがあるらしく。(東京ビックサイトのような)ロスとボストン、両方に行く。
そこでは、皆、アリのような黒のリクルートスーツが定番で、そのまま面談になることがあるためそれらを揃えておかなければ、この子何しに来たの?になるらしい。
最後、ボストンでは、内定確定?ディナーに呼ばれるらしく、、きちんと最後まで、スーツが必須アイテムとなる。
もう全く、あきれる、、、のだ、、
が、しかたない、一度は経験したいらしい、新卒採用枠。あと、就活洗脳にやられている雰囲気が否めない。
外資系企業で働いてきた私たちには、全く縁がないことで、よくわからない。
ようするに、企業も若干名だけ、海外大学卒を採用したいらしく、東大や京大生しか入社していない(私立で、慶応、早稲田ぐらい)大企業がリクルートに来る。リストを見せてもらったが、トップ企業が勢ぞろいしていた。
なので、運よくその若干名に入れる人もいるのだろう。
他人事のように、聞こえると思う。なぜなら、これはプランBだから。
つづく、、