エモめの夏

梅雨はなかなか明けない。
晴れたと思ったら夕方になると肌に湿度が纏わり付き、上を見上げると空は雲で覆われている。

仕事やそれ以外。嫌なことや悲しいこと、いろんな心に残ることがあったときは、夜な夜な料理をするんです。

お焚き上げしてネガティブは成仏してくれ。また会おうな！つってチルしてばっか

いつからだろうか。

長時間眠れないし、身体は休まらないし、心ない言葉は飲み込んで下から排泄だし、自分の情緒にだって気を遣って生きている。

その所為で脚は浮腫むし、頭は痛い。
マスクに付いたファンデーションはスマートではない。不完全にため息。
誰も私の頭を撫でてはくれんのだ。
あ、いやこの前、2歳の男の子が私に近づいてきて「髪の毛すごいねー。かわいいねー。」って髪型を褒められた。その間、ずっと私の頭を撫でてくれた。癒しと思ったんだ。

まあ、日常に潜む癒しじゃ間に合わないくらい疲れている20代女性だ！

私の生きている世界にはポケモンセンターのジョーイさんのような癒しお姉さんはいないし、いいキズぐすりもなんでもなおしも存在しない。

どう頑張っても全回復なんてもうしないカラダは、諦めて踊るの。
気付いたら踊るの。ココロもカラダも灰になってもいいと思えば簡単です。

でもこの世界線Lucky Kilimanjaroの音楽があるからありがてえ。

歌詞の重みはいらない。軽い。全て軽い！！体まで軽くなって気づいたら腰が肩が動くの

聞こえたフレーズのセンスもいいんだ。かわいいかっこいい恥ずかしいが揃っているから耳まで気持ちいい。

ああ、全身が気持ちいい。

「気持ちいい」ってのがあってよかった