パイスラ

 最初これは大発見だと思いました。久しぶりにtwitterで長文を書こうかと思ったのですが、内容が内容で、知り合いの、特に数少ない女友達に見られると幻滅され、もういなくなってしまうと思ったので思いとどまりましたが、なんとかこの発見を埋葬したく、このnoteで埋葬しようと思いました。

 性的な話を真面目に論じているわけですが、不快に思われる方もいらっしゃると思うので、きもいなと思った際はすぐにブラウザバックしてください。それではどうぞ…

童貞をこじらせすぎて、最近ある悩みができた。
 露出の高い服装、胸やお尻を強調するかっこを見るとついイラっとしてしまう。これは夏に限った話ではなく、冬だってぴったりとしたニットに斜めかけのショルダーバックですぐ胸を強調してくる。ボーっとしてても視界に入れば勝手に自動追跡している。去年くらいから見かけるたびにイラっとしていた。ちなみに、くもだはそういう服装をしている人にイラついているわけではなく、自分自身ににいらついているのだ。もし自分が筋肉ムキムキで身長も高く、毛も程よく生えている、ナイスなプロポーションの男ならば、ちょっと寒くてもタンクトップを着、全体的に布少なめなで体のラインを前面に押し出すような服装をする。女子もこれとおんなじで自分の持つものは最大限発揮するような服装をする。これは当たり前で、そんなことに怒ったりはしない。では、何に怒っているのか。

 ここからはイラつく原因を述べていく。イラっとする理由の一つは作り手の意図していないエロさに屈してしまったことが悔しいからだ。おそらくだが、女の人はあのきわどい服装を男を興奮させるために着ているわけではないはず(当たり前)。自分の着たい服、似合うであろう服装をしているにもかかわらず。勝手に自分がよこしまな気持ちになるのは、それじゃない感がある。高級懐石料理の繊細で優美な味付けに対して、「味が薄い」と言っているようなものである。いやお前分かってないなとなる。理想は、露出の多い服装に「似合ってる」と思えるようになりたい。「うわ、めっちゃエロイやんけ」なんてお猿さんみたいな感想を持ちたくないのだが、ついお猿さんになってしまう。そんな自分にイラっと来る。

 二つ目も詰まる所、お猿さんすぎる自分に腹が立つのだが、これは一つ目と違って女性にも共感が得られるんじゃないかと思う。想像してみてもらいたいのだが、あなたはダイエット中です。デザートも炭水化物も食べれていません。そんななか、街中で美味しそうなクレープの食べ歩き、カラスケースに飾られているケーキ、ラーメン屋のダクトから漏れ出るラーメンの匂い、食欲を抑えているのにこんなのに囲まれたら、イラっとするでしょう。これは食欲ですが、食欲を性欲に置き換えたらこのイラつきも理解してもらえるんじゃないかと思います。こう考えると僕は常に性欲を我慢している人間だということに気づいた。もう本当にお猿さんすぎて、自分が嫌にもなる。

  以上、くもだの大発見でした。

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