kk(きまぐれ恋愛小説書き)
早いもので、8月も3日が過ぎました。はちゃめちゃに暑いですね。洗濯物を干す以外で、何かこの暑さをエネルギーとして利用できないかと思う今日この頃。ソーラーパネルを設置?暑さに強い作物を育てる?頭では(ちっぽけな)アイデアが浮かぶのですが、行動に移せないのはきっとこの暑さのせいです。
10月から急に仕事が忙しくなった。 理由はわかっている。西田くんが急に会社を休み始めたからだ。 誰かに面と向かって言われたわけではないが、メンターとして面倒を見ていた僕もそれなりの責任を感じて、彼の穴を埋めようとした。 新卒一年目の仕事なんてたかが知れているだろ、と舐めてかかっていたが、代わりに仕事をしてみて、思いのほか、彼がプロジェクト内の(こまごまとした)たくさんの仕事をしてくれていたことに気づいた。 会社に来なくなったとたん、「あいつ、仕事できなかったも
おはようございます。自分の中で何かが変わりそうで、ワクワクしてきました。少しずつ未来のタネをまいているから、あるいは夏の高揚感がそうさせているのかもしれないです。でも、時速10kmだとしても、確実にどこかに向かって進んでいる感覚はあります。周りの皆様に感謝。あなたにもありがとう!
駅前の休日のスターバックスは、とても人が多い。 テーブルに向かい合って談笑している人、Macbookを広げて作業をしている人、参考書を見ながら勉強している人。 どうして、こんなにも人が多く、同じ場所に集まってしまうのだろう。と、ぼんやり考えてみる。 ふと、ここにいる誰もが、無意識的に、この休日のスターバックスの空間をみんなで共有したい、という気持ちを持っているのかもしれないと思った。 そして、僕もこの空間の一部らしかった。 「よっ」 僕が店について数分後、右
今日もお疲れ様です。毎日、何かのタネを少しずつ撒いていきたいと思っております。すぐにニョキっと芽が出るものもあれば、出ないものもあるかと思います。花になるまで時間がかかるかもしれない。でも毎日続けることで何かが変わると信じて。あるいはタネを撒くこと自体がライフワークになるように。
7月ももうすぐ終わり。やり残したことあるかな、と考えてたら、8月にやればいいや案件がたくさんあるので安心しているナマケモノです。プール、小旅行、川遊びなどなど。8月の目標は、早寝、早起き、早風呂、早食器洗い、でいきたいと思います!早いは正義。余った時間で思う存分ナマケモノします。
今日は仕事やらプライベートやらいろいろトラブル続きの1日でした。でも、個人的にはこれを大事なイベント、這い上がるための燃料ととらえたい。これがあったから頑張れた、これがなかったら今頃自分は..と、未来で言えるように。平坦な毎日じゃなく、デコボコのある日々を楽しんでいこう!yeah
小説の続きを書きました。スキマ時間にでも読んでいただけると嬉しいです。そして今日もなんだか暑そうな日です。みなさんも、水分補給、適度な休憩、適度な運動、バランスの良い食事、上下の服の柄が揃っていないか、なぜか一本の指だけ爪が伸びていないか等々を意識して一日をすごしていきましょう!
あれは会社にいるときの、少し気だるい午後のことだった。 まるで不意打ちを食らったかのように、彼女は突然やってきた。 少し近くのコンビニに行こうと、エレベーターの前で待っていた時のこと。 「あの、すみません」 「はい?」 「今日、何月何日でしたっけ?」 「え」思わぬ質問に、僕は少しぎょっとした。 おそらく何かの営業に来たのだろう。グレーのジャケットを着た、背の低い女性だった。少し太って見えるが、顔は小さくほっそりしていて、少しアンバランスで不安定な印象を受ける。 「
こんにちは。初めてつぶやいてみます。 (140文字ちょうどピッタリに収めたい..!) いま、お昼休みだけど、普段はあまりお昼ご飯食べないので暇です。 そういや今朝、猫を探しています、というチラシがポストに入ってました。ミケ猫っぽい子です。 ちょっと意識しようと思いました。
「麗奈ちゃんとの結婚は考えてないのかよ?」横田がカルボナーラをフォークでくるくると巻きながら言った。横田は数少ない同期入社の一人だ。 「考えてなくもないよ。このままいけばそうせざるを得ないというか。でも、なんだろう。麗奈には悪いけど、ほかに選択肢があるんじゃないかという気がして」僕は答えた。 僕と横田は社内の別の部署で働いているが、お昼休みになると(どちらかが会議や出張の予定が入っていない限り)、こうして社員食堂で一緒にランチを食べる。食堂内は木目調のテーブルやイスで統
しばらくすると、雨は止み、ちょうど雨天が晴天に切り替わるように、テレビ番組が暗いニュースから明るいバラエティ番組に切り替わった。 よくある大食い系の番組で、名前も知らないダンスグループの男性アイドルと、若手のお笑い芸人、ギャルメイクの大食いタレントの三組が、イタリア料理のお店でマルゲリータ・ピザを何枚食べれるか競うというものだった。 「うわぁ、大変そうだね」麗奈が少し顔をゆがめながら言った。 「そうか?」僕は言った。さっき酒を飲んだせいか、チャーハンでは飽き足らず、ち
ビールの酔いが回ってきたのか、雨が降りしきる中、ぼんやりと昔のことを考えていた。 僕は、今住んでいるところよりもっと田舎の、海が見える小さな港町で生まれ育った。 物心ついた時から父はいなくて、母と妹の沙彩と三人暮らしだった。だから僕は父親という存在を知らない。僕の中では、そもそも『家族』というのは母と子だけ、というのが当たり前だった。 母はスナック(『ホタテ貝』という店。由来は知らん)でママの仕事をしていた。 夕方ごろに出勤して、お店で散々酒を飲んで、夜中に
天気が悪い日は、胸の傷が痛む。特に、雨と晴れの間、いわゆる曇天と呼ばれるような天気の時には、ずきずきと体から音が響いてくるほどに傷が疼く。 その痛みは、たぶん、僕にしかわからない。良くも悪くも、それが先天的なものではなく、後天的にできた、とても特別なものであるからだ。 ふと、その傷口に手をやると、少し肉が削れて、物理的にその部分だけ凹んでいるのがわかる。そして、それが間違いなく、僕の体の一部であることも。 ピンポン、と部屋のインターホンが鳴る。はぁい、と僕が返事をす