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【100年の恋も冷める瞬間がある】というお話。

先日お笑いコンビの「和牛」さんが解散を発表しておられました。

解散の原因になったのは水田さんの度重なる遅刻が原因との事で、お2人が出したコメント文では川西さんが「新たに情熱を捧げられるものを探し、見つけ、挑戦していけたらと思っています。」と、そして水田さんは「川西の事は絶対大丈夫な人なので心配はしていません。僕自身の事は心配だらけなのでこれまで以上に応援してください。」と互いにいつもの2人らしいキャラを貫いたものとなっていましたが

水田さんのキャラを知らないであろう人達から「水田のコメントは性格がでてるよな…」等、ウンコが投げつけられるなどしており、まぁ遅刻という原因があるので仕方ないとは思うものの、このような時お笑い芸人というお仕事は大変だよなぁと感じた次第であります。

それはさておき以前、和牛のお二人はTVで「俺らはコンビじゃないと!」「2人で同時にマイクをもって倒れて死にたい!」と話しており、あれだけ通じ合って成功したコンビでもちょっとした事が原因ですれ違って別れてしまうなんて、どこか他人事とは思えず無い胸が締め付けられました。

さて、「通じ合っていた2人もちょっとした事ですれ違って別れてしまう」という事はなにも仕事ばかりでなく我々のパワーの源である恋愛においても度々起こることですので、今回は【100年の恋も冷めてしまう瞬間がある】というお話を書いていきたいと存じます。

かつて私の知り合いにむちゃくちゃラブラブなカップルがおりました。

駅の改札口で人目も気にせず密着してお互いの愛を確かめ合うのはもちろんの事、手マンぐらいおっぱじまるんじゃないか?と思われるほどの勢いでキスをしていた事もあり、ちょっと友人として付き合い方を考えなければならないと真剣に考えるほどのラブラブぶりでした。

2人はそのまま3年付き合ったのちに結婚します。

結婚式では旦那さんが密かに企画していたフラッシュモブを盛大にぶちまけ、本人も突然みんなと一緒に踊りだし奥様へのサプライズをするというスットコドッコイぶりを発揮するなど、見ているこちら側のドン引きをフルシカトできるメンタルをお持ちの2人はそれはそれは本当に幸せそうでございました。

ところが人生絶好調と言わんばかりの暮らしをしていると思った矢先、突然の離婚を打ち明けられたのです。

私は耳を疑い元奥様に「あれだけラブラブだったのになぜ?」と聞くと「あの豚野郎マジで約束を1つも守らねぇ!付き合っていた時は大切にされている実感があったけど、結婚したら本性がでやがった!付き合った記念日のディナーに遅刻してきたり、誕生日のお祝いをする約束を仕事でドタキャン、デート代も奢ってくれてたのに結婚したら財布は別だって、子供も早く欲しいって言ってたのにまだ2人の時間を大切にしたいとか言い出して冗談じゃないっつーの💢ちょっとこの先はねぇーわって感じ💢」等…


「付き合った記念日のディナーってなんだよ!」と言いたい気持ちをグッとこらえて「そうなんだぁ〜」と答えたものの、結婚して家族になったらそーゆー事もあるんじゃねーの?とは思いました。


結婚前はお互いの事を「相方」と呼んだり「ダー様」などと呼んでいたのが「あの豚野郎」に変わっていた事には大変ホッコリいたしましたが、やはり我々人間にとって「約束を破る」「裏切る」という行為は「相手を軽視」する事とイコールになってしまうようです。

1回だけならばまだ許す気にもなるでしょうが、何度も何度もとなるも「あぁ、私ってコイツなら遅刻してもいいやくらいに思われてるんだな」とと感じてしまうのは、冷静に考えれば当然のことです。

付き合いが長くなることによって無意識に「このぐらいは許されるだろう」というナーナーな気持ちが発生するのは仕方のない事かもしれません。

しかし人という生き物は【自分に対する軽視を感じた時】に100年の恋も一瞬で冷めてしまいますので、相手の価値観の中で「これだけは許せない」という部分はしっかり把握しておく必要があると思います。

信頼というものは積み上げるのはとてもとても大変なのに「失うのは一瞬」なのであります。

私も今の恋人を失ってしまわないようにこの事を肝に銘じて一歩一歩大切に道を進んでいこうと心に誓いました。


恋人いないけど。

もうえぇわぁ〜(川西さん風)


おしまい

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