見出し画像

東京都の備蓄食料は全てハラルフードでもいいのかもしれない

東京都民には防災ブック『東京防災』が届きます。昨日郵便受けを確認したら2023年度版が届いていました。

『東京防災』は東京都が発行している防災対策マニュアルで、2023年度版は2冊に別れて防災対策方法が説明されています。災害時に役立つ情報が多いので、いい本だと思います。

Web版はこちらからご覧になれます。


さて、『東京防災』を読んでいて個人的に気になったのが、被災した外国人への対応です。外国人が日本滞在中に被災したら日本語が話せない言語面での不安もあるでしょう。
調べてみたら私の住んでいる区でも「防災語学ボランティア」を募集していました。興味がある人は登録してみてはいかがでしょうか。


言語以外での対応として、ハラルフードの備蓄が必要だと感じました。
外国人の被災者、特にイスラム教は宗教上の理由からハラルの制限があります。イスラム教徒(ムスリム)はハラルフードしか食べられません。被災してもムスリムに日本人の食事を提供できない可能性は高いでしょう。
東京都の外国人人口は増加していますから、災害時のためにハラルフードの備蓄が重要になってくるわけです。
逆にいうと、日本人はハラルフードを食べれますから、備蓄食料はハラルフードだけでもいいのかもしれません。

東京が国際都市として発展していくためには、こういった宗教上の対応が重要になりますね。

以上、『東京防災』を読んだ感想でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?