【リース会計基準】日本のリースと会計基準のリースは別物です
「リースに関する会計基準」が2027年4月1日以降開始する事業年度(2028年3月期)から適用されることが決定しました。
ちなみに、現行の基準は「リース取引に関する会計基準」です。会計基準から「取引」が消えるというマイナーチェンジがあります。
さて、今回は新リース会計基準におけるリースを、日本の実務で利用されているリース取引と比較します。
まず、日本のリース取引は図表1のような取引関係にあります。
リース取引に登場するのはユーザー(借手)、リース会社(貸手)、サプライヤー