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春闘の交渉結果がすごいことになっている

昨日は2024年の春季労使交渉の集中回答日でした。大企業の8割が労働組合側の賃上げ要求に対して満額回答やそれ以上の回答をしています。

日本製鉄は労働組合の賃上げ要求3万円に対して、会社は5,000円高い3万5,000円で回答しています。これは前期比14.2%に相当します。他にもゼンショーHD、王将フードサービス、スズキ(自動車)も賃金上昇率が10%を超えています。頑張りましたね。

中小企業の賃上げはまだ進んでいないようですが、大手企業の賃上げは順調に進んでいます。もう少ししたら中小企業にも賃上げの波がくるでしょう。

消費者物価指数の上昇により実質賃金上昇率がマイナスになっていることが指摘されていました。賃上げが中小企業にまで広がれば実質賃金上昇率がプラスになるはずです。賃上げは消費に繋がりますから日本経済にプラスの影響を及ぼします。

インフレ→賃上げ→インフレ→賃上げ の流れを構築してもらいたいですね。

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