「人生はやり直せる」とは?

昨日更新できなかったこと、昨日ふと思ったことですが、

人生やり直しがきく、きかないってよく耳にする言葉だと思うけど、

そもそも「人生をやり直す」って言葉にわたしはものすごく違和感を感じます。


「やり直す」の実際の意味としては

まっさらな状態にする・白紙にする・初期状態にする等々、、、

色々あるけどピンとこなくて、

他にも、同じことをもう一度行うとか再挑戦とか


わたしは人生はある意味やり直せないものだと思っているからだろうな

と、字面を見ていて思った。

なんで?って、


人生なんて白紙に戻せるわけないじゃない?


自分の生きてきた軌跡がどこかにはあって、

それらすべてをなくすなんてことはできないし、

「わたし」という確かなようで不確かな存在は、

経験してきたもの全てがいまの「わたし」を作っていて、

それらをなくしてしまうということは「わたし」ではなくなる。


哲学的になってしまったけど(笑)、わたしは「わたし」が好きだし、

わたしの今までの「人生」を否定できない。

そりゃあ、黒歴史といわれる消し去りたい過去がないわけじゃない。

でも、その過去があるから今こう考えられるということもあって、

一概にないことにはできない。

自分で自分を肯定することで「わたし」が確立していくとも思っている。


だからわたしが感じる「人生をやり直す」とは、

「いまのわたしを捨て、新たなわたしになる」

ということに等しい。


みんなが感じるものは人それぞれだから、

これは世間の何十億分の一の意見にすぎない。

共感できる人もいれば、何言ってんの?って思う人もいる。


それでいい。そうじゃないとつまらない。

みんながみんな、私のいうことに「そうだねー!」って

賛同してきたら気味が悪い。

そして、「そうだね」というからには、その言葉を引っさげて

自分の意見・想いも口にしてほしいと思う。

だって、「そうだね」だけじゃ本当も嘘もない。

むしろ嘘に近い。

曖昧にしか返してもらえないのなら、掘り下げるけど、

一向に「そうだね」としか返す気がない人は苦手だ。


話が少しそれてしまったけど、「人生をやり直す」は

違和感しか感じないので、少しポエマーっぽくなってしまうけど

「人生の新しいページを描く」くらいにしておきたい。

「わたし」という人生における一冊の本の新しいページをね。


それぞれ違う人生の本を開いていきましょうや。



Bye!


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