実はみんな自殺してる話

自殺願望、ないしこの世から戸籍諸共抹消したいと思った経験が誰にでもあると思います。

少なくとも私はある。

そんな究極の問題解決であり自己の存在を消し去ることを可能にする自殺行為も、社会的に見ると大きな衝撃を齎すものの一つです。

私も周囲へ与える影響の多さから断念したことを覚えています。だって親が自分の息子が部屋で首を吊って糞尿を垂れ流しながら死んでる姿を見ると考えると、死んでも死にきれないほど恥ずかしい(すでに死んでるけど)。

でもよく考えれば、この世に生を受けたということはいつか死に帰す日が必ず来るわけです。

自殺の正確な定義は知らないけど、多分自殺を選択すると死に帰す時期は早まると思う。

でも部屋で首を吊って死んだ人も、病院のベッドで親族みんなに囲まれながら老衰で死んだ人も、天に帰ったという点では何も変わらない。

実はみんな自殺してるのではないか?

みんな絶対死ぬからその生きている間に死に近づく行為を選択してる。

カッターで脈を傷つけることも、夜中にコッテリカップラーメンを食べることも死期を早めるっていう点では同じではないかと思った。

カップラーメンを例に挙げたけど、夜寝て朝起きた時に、私が生きている保証はないし、家を出て殺されない保証はあるわけでもない。

人生は死と隣り合わせ。人生とは自殺なのです(自殺の定義を大きく変えてみた)。

人間みんな緩やかに自殺をしているのです。

そういうことだからみんな、気楽に死んで行こうぜ。

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