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ANAの縫製支援に学ぶ「問い立て改善するスキルの不変性」

奥さんから「ANAのCAが縫製支援を行うことで批判されていた」話を今頃になって聞かされた。正確にはCAだけでなく整備士の方々も支援されたようだし縫製だけでなくフェイスガード製作の支援もしていたようだ。全然知りませんでした。。。

一部では批判もあった縫製支援だが、実際に支援を受けた縫製工場の方が、ANAの方々の想定以上のスキルの高さに驚いたそうだ。

これを聞いて思いだしたのは、ANAが外部企業に対して社員研修を提供していること。

ANAは旅客航空機という人命のかかった業務の中で、安全管理と顧客サービスという両面において現状に甘んじず改善を進める企業文化によって事業を拡大してきたと以前から感じていた。

そういった企業文化を身に付けた人達は、どこの業界にいっても当たり前やルールに従うだけでなく、自分なりに問いを立てよりよくする行為を積み重ねる習慣があるのだということを再認識した。

「ANAが縫製工場を支援する」こと自体についての評価は保留するが、企業文化の質の高さというものは、企業や業界を越えても通用するということがよくわかるよい事例だった。

質問の量と質の向上は比例する?(追記)

先のツイートの中の

一日の質問量は100件以上だと思う、そして短時間で作業レベルを向上させてる

という部分を見て気づいたのだが、質問の数と人の成長曲線は比例するのではないだろうか? そんな研究ないかなーとふと思ったのでした。



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