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ネタバレに配慮したリトバスクリア記念クソデカ感情日記

この記事の投稿直前に、「リトルバスターズ!PE」のすべてのCGとエンディングを視聴したため、ここにそのクリアを宣言したい。

俺はこの作品を知らないお前らが心底うらやましい。この作品をプレイして、新鮮な感動が味わえるんだろう?俺にはそれがもうできないからだ。もう、知ってしまっているんだ。   —筆者 (2023)


感情のジェットコースター。どんでん返しの神。クソデカハンドアウト。世界観の構築がうますぎる。設定と伏線の回収が意表しか突いてこない。どういう生活したらこの物語思いつくの大賞。登場人物もれなく魅力ありすぎる問題—筆者 (2023)


初プレイは


2022年5月14日に初のプレイをしている。
このタイミングは、私が北海道から名古屋に引っ越して約1か月後ということになる。
そこからクリアまで、実に11か月も掛かっている。
これは単純に私が半年ぐらいほったらかしにしていたこともあるが、
それを抜きにしても非常にボリュームのある作品だったといえよう。

とりあえずクリア後の所感

いや本当にマジでありがとうございました。

 オタクの古典作品を漁ろうとして、まずは手を出したkey作品。サマポケ→クラナド→智代アフター→AIR→リトルバスターズ!と実に5作品目。まだまだ始まったばかりではあるが、今までプレイした他のヤツよりもまた新しい衝撃が胸を連打し続けてきたのだ。
 平穏な学校生活かと思いきや、色々なヒロインをクリアしたり、選択肢を変えてあれこれ話を見ていくうちに、この「リトルバスターズ!」という世界について次々とわかってくることが、本当に「エッ!エッ?」と驚きの連続だった。それは最後の一文を読むまでずっと変わらなかった。長い間、楽しみと感動と清涼感を、本当にありがとう。リトルバスターズ!は過日15周年を迎えたところで、新しい描きおろしのグッズなどがたくさんでていたが、今後も周年を祝われて、その度に感動を思い出せることを切に願う。

禁忌

 犯してしまった。好奇心に負けた。これは俺がちょっとだけ後悔していること。つまり、やるなということだ。
 …このゲームにまつわるものに関して、何一つとして、画像検索をしてはいけない。ネタバレを見るなという事だ。俺は一部分だけ見てしまった。こう、とある人物が、〇〇しているシーンとかドンとあるわけですよ。これをガチ初見で来られたらもうちょっとインパクトあったろうに…あーあー。
 …はじめは事故だった。スーパーグルーピーズとかいう、バッグや時計なんかがコラボした商品を出すサイトがあるが、そこの、「棗恭介仕様の腕時計」を見て、「ア―こんな商品あるんだーいいなー欲しいなー」とか思ってたら、ふと商品の説明欄にドネタバレが書いているではないか!これは本当に事故。記憶を消そうともしたが、おぼろげに出てくる。それだけクソ衝撃のでかいネタバレだったんだ。しかも、結構端的に上手く書いてるからスッと入り込むし俺は気になるしでやっぱりダメだった。
 しかし俺は、こういったネタバレに対しては、それを知った上でどのようなカタルシスでそこに向かうのかを楽しむ方向に切り替えられる人間であったため、まだ傷は浅い方であった。だがこのゲームを今後初見でプレイする者が居たとしたら、このゲームに関するすべての外部の文章は目を通さない方がおすすめだ。本当に詰まった時だけ、攻略を見るだけにとどめておいた方がよいだろう。割と度の選択肢を選んだらいいかわかんなくなる時あるしね。

何に一番心打たれた?

 —それはやっぱり、「友情」にですかね― 筆者 (2023)

 これは私の好みというところも大きいですが、ギャルゲーで描かれる、ボーイミーツガール的な描写だけではなく、男同士の友情!みたいな描写が大好物で、それがリトルバスターズ!においてはしっかりと描写されている。個人的には大満足。サマポケでも男友達キャラは出てきていて、主人公との絡みがこう…リトバスに比べれば濃密ではないが、「ああいい友情だなァ」と感じ入っていた。

 リトルバスターズ!の主人公と、3人の男友達キャラは、幼馴染同士である。みんなのリーダー「棗恭介」しっかり者だけどおもしろキャラの「宮沢謙吾」かの有名な愛すべきバカという称号の源泉「井ノ原真人」…お互いがお互いを尊重(?)しつつ、おバカな絡みやノリができる。もちろんシリアスで真面目な雰囲気のシーンもできる。「あ~主人公はこいつらに囲まれてホンマに学校生活楽しいやろな」と思えるくらい、こいつらは魅力にあふれていた。
 

ネタバレになるから、ほとんど口外できないが、クライマックスに至るまでのこいつらとのやり取り、そして心中を語ってくれるシーンはほんま落涙ものですよ。すごく、すごくね、良いんだ。ココ。ホンマおすすめしたいシーンナンバーワンなんです。特に恭介にいたっては、Key作品全部ひっくるめてキャラクター人気投票したら1位取っちゃうぐらい魅力的だからね。ギャルゲーの集まりだよ?ふつう女の子が1位だと思うじゃん。男キャラなんだよな。それぐらいねスゴイ当たるキャラなんですよ。


次は

クドわふたーをやります。
リトルバスターズ!の外伝作品、能美クドリャフカに焦点をおいた作品ですね。なんでこの子だけ外伝作品出るんだ?と思ったけど、本編見て納得。こりゃ外伝出るわ。クソ人気出そうな割に掘り下げがすんごい。特に、一週目クリア後にもっかい√に入ると、最後の方で新しい選択肢が出るんだけど、それを読んだ後だとね、あ―これは出ますわ外伝って気持ちになる。


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