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日記 本日私は人生最大の危機に出会いました。

投稿日の午後15時頃。

 私は名古屋市科学館で修学旅行生に混じって色々な展示を見ていました。

圧がつよいんじゃ。こんなん街のど真ん中にあるからビビるで。ちなみに真ん中の球体はプラネタリウムとか宇宙科学についての展示がいっぱいあるよ。


 服装は紺色のジャケットで割とピシッとしたようになっちゃったので、途中、「?先生?こんな人ついてきてたか?」みたいな顔される時もありましたが、そうでないのはお前たちが一番知っているはず。心を強く持って、アンモナイトを触る順番だったり顕微鏡をのぞく順番だったりを中学生たちと一緒に待ちましたとさ。ワンチャン不審者扱いされるか?と思ったけど、どうにか「展示を見に来た一般お兄さん」を通すことが出来ました。
 警備員の人がやたらと女子中学生だけに話しかけるのを横目に見ていました。また、館内の資料館的なところのカウンターで職員さんが寝こけてました。その働き方マジでうらやましい。転職先候補に挙げておこうと思いました。〇ね

そして事件は起きる

 お昼に食べた味噌煮込みうどんのせいか(言いがかり)、そこそこぽんぽんペインになったので、洋式トイレに入りました。ここのトイレはかなり綺麗なので、どこに入っても安心です。そして用を足して、ウォシュレットをつけました。

止まらない

 ウォシュレットが止まらないんですよ。
 停止ボタンが壁にあって、それをカチカチと押しても止まらない。
 出続ける水!立ち上がると大惨事!
 小学校の理科の授業で、浸食・運搬・堆積ってのを学ぶのですが、こう、どんなにクソデカい石でも水流によって削り取られていくっていうアレ、実際今俺のケツで起きてるのかななんて考えが過ぎる。でも止まらない。
 幸い、威力は弱められたので、一番弱い水流にしましたが、それでも立ち上がるにはキツイ勢い。俺の素早さでは避けられない。
 緊急ボタンも考えたが、呼んで、呼んだところでどうなる?職員さんも、

「ウォシュレットが止まらなくて立てないんです!!!」

 なんていうフルちん27歳元北海道民男性を見ても、どう反応したらよいかわからないだろう。
 刻一刻と水流に削り取られていく俺のケツ。lineで北海道の友達に助けを求めてみたが、どうみてもネタでしかない。


 水流が俺のケツを浸食し、運搬…いやウン搬はもう終わっているだろうから、あとは絶望が堆積するのみだった。

解ケツ?

 結論から言って、この記事を書いているぐらいだから、解決はしたのだ。いや今も削り取られているまんまだったらホンマ終わっとるで俺のケツ。
 ウォシュレットが出始めてから5分ぐらい経ったころ、はじめこそは焦って停止ボタンをカチカチしてたが、ちょっと時間が経ってもう一回押したらなんかうまいことリセットかかってないやろうか?と藁にも縋る思いで停止ボタンを押したら、止まったのである。
 今までうんともすんとも…いや、ウンともすんとも言わなかったのに。なんだったんだマジで。
 こうして俺のケツはまだ健在のまま、なんとか脱出することができたのである。
 ワンチャン一生トイレから出られない説まであったので、アー危なかった。これまで生きてきた中で最大のピンチだった。みんなもウォシュレットには気を付けよう!

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