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パン屋になりたかった私が、板金加工の仕事を選んだわけ。

あなたは好きなことを仕事にしていますか?

もしこう問われたら私は即YESと答えます。毎日仕事が楽しいし、好きなことを仕事にしているなという実感があるからです。

一般的に仕事のやりがい・人間関係・報酬の3つが揃っているのが幸せな仕事をしていると言えます。

しかし子供の頃を思い返してみると私がなりたかったのはパン屋さんでした。

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「大人になったら何になりたいですかー?」という先生の問いに、大きな声で答えていた時期から月日が流れまくっているのに、その当時答えていた小さな頃の夢というのは結構覚えているものです。

私の小さな頃の夢はパン屋さん。今でも何故パン屋さんなのか謎ですが、小さい時というのは大体消防士になりたいとか警察官になりたいとかお嫁さんいなりたいとか強く憧れたことを夢にするのだと思います。

今私は板金加工の仕事をしていますがその原点は間違いなく幼少期にあって、クリスマスの凍えるような寒さの夜更けに目を覚ましたら、枕元にレゴブロックの赤いバケツが置いてあった記憶が今でも残っています。

真っ暗な居間にこっそり持っていって一人でワクワク開封の儀をしていたら、起きてきた母親がビックリしたことも覚えているんですよね。

今こんなにすんの?マジ??

ネットで検索かけたらベラボウに高い金額だったんだけどこれはプレミアがついているからなのか昔からこの金額なのか、、、

当時レゴブロックが流行っていたからなのか、両親が意図してレゴブロックを置いたのか定かではありませんが結果として大正解だったのは間違いありません。

レゴブロックは小学生ぐらいまで夢中で作っていて、何もない所から形を作る能力はその当時に身についたんだと思います。つまりそこに私が楽しくモノづくりの仕事をしている原点があります。

パン屋になりたかった私が板金加工の仕事をしている理由はもう一つあって外的要因・環境が大きく影響しています。

高卒で初めて就職した業種はその後転職などをしても変わらないことが多いと思います。
そもそも仕事の選択肢が限られていて、地方の高卒男性の就職先というのは工場というのが一般的です。

工場はモノづくりの仕事なので、幾度と転職をしていますが仕事の土台となっています。

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こんな仕事をしてみたい!と憧れて努力し実現する選び方は最高に素敵なことですが、なるべくしてなった仕事というのもまた一つの人生です。

どんな仕事でも自分から楽しもうとしないと幸せな働き方は得られないものです。やりがいも大事、人間関係も大事、報酬も大事。

その3つを叶えてくれている仕事を今後も私は続けていくでしょう。

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#製造業
#高卒
#板金加工
#モノづくり

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