失敗しない論
ハイドーモ。
坂道コロコロ転げ落ちる勢いで出世街道まっしぐら⭐︎なおれです。
これは自慢でも皮肉でもなく単なる事実。
ほぼ出世せずに自らのポジションを温め続ける人もいれば、おれのように重箱の隅ばかり突いているうちにオンリーワンの不思議ちゃんになっている(ゆえにその道のプロ=出世)人もいる。何が違うって、その時アサインされたプロジェクトであり、たまたま出会った上司であり、ガラの悪いカスタマーであったり、それら全部だったり。
はい偶然です。
要はおれ、運が良いんです。
入社試験の最終面接で当時の社長に聞かれた質問。「ところで貴方、運は良い方ですか?」
おれは、詳しく覚えていないが「ハイ、運は良い方です」と答えた。受かった同期はだいたいそう答えたらしい。
草葉の陰から転がり落ちるように出世してしまったので、やりたい事をやってみる事にした。
その一環として、若手技術者が予算が無くて開発が出来ない、と嘆いていたので、色んな口上を総動員して開発予算を通してやった。
この方法を繰り出すのに少々面倒なペーパーワークと口喧嘩と啖呵を必要としたが、不思議と迷いは無かった。
まさに今日、重役会議で予算が下りてから、明らかに社内の空気が変わった。緊急の人事がありそう。偉い人が束になって動き出した感がある。
総額はちょっと言えない額。おれの生涯賃金に相当するかも?いや足りねえか。。
でも開発って、優れたメンバーとマーケットと社会情勢と、条件があるからまさにタイミング命。今しかないと思ったんだおれは。
おれの承認が起爆剤になるならこの担保、いくらでもくれてやるよ。
失敗は許されない。
ってよく言うけど本当にそうかな?そこいら中でみんな失敗しているし、失敗から学ぶこともあるし、オナラもするし、怖気付いて何もしないより百倍マシ。死ぬわけじゃないし、例え死ぬとしてもその時はちょっと早かったなーと言うだけだ。
そして次の成功に向けて切り替えればいい。ずっと挑戦して最後に成功すれば失敗もストーリーの内なのだ。
これからその責任とやら、大人のしがらみとやらにじっくり向き合う事になるのだが、おれは恐れない。こんな価値のある事をさせてもらって良かった、と思っている。