サイエンスとアートの融合〜認知と認識の革命〜
teamLab / チームラボをご存知でしょうか?
日本国内にとどまらず、世界的に有名なアート
作品や展覧会を催しているチームです。
teamLab / チームラボを検索すると、
『サイエンス・テクノロジー・デザイン・アートなどの境界を曖昧にしながら、『実験と革新』をテーマにものを創ることによって、もしくは、創るプロセスを通して、ものごとのソリューションを提供します。』
と記載がありました。
teamLab / チームラボ代表は猪子 寿之氏。
猪子氏は、東京大学工学部計数工学科卒業後、学友と共にチームラボを設立されました。
その猪子氏が私の推しの成田悠輔氏と2024年
2月麻布台ヒルズにオープンした「エプソン
チームラボボーダレス」にて YouTubeで
初対談をされました。
成田悠輔氏が 猪子氏を
『史上最高のアーティスト』とサラッと評して
対談されています。
その対談は私が大好きなYouTube番組
高橋弘樹氏が作る「ReHacQ-リハック」で
猪子氏と高橋氏が話す内容と被るところがあり
中でも、『サイエンスとアートが融合し、長い
年月を経て認知と認識が変わった』とのお話は
非常に興味深い内容でした。
興味深かった内容は、
歴史上、その当時 権威とされる人々は新しい
アートに対して "これはアートではない" と言い批判することは多かった。
その一方で民衆は新しいアートに刺激を受け、作品が徐々に世界に浸透し、緩やかな認知の革命となり、それが時代を超えて認識の革命に繋がっていくことを私たちは実感はしていないけれど、知らず知らずのうちに受け継いでいる。
ルネサンス時代にサイエンスがアートと並び、花開くのは、人々が新しい写実的アートに興味を持ち、生物 植物 環境への見方が変わり、
見方が変われば行動が変わり結果興味関心が
広がって、それがサイエンスの花が咲く時代に移っていった、と。
サイエンスとアートの最たる人は、
レオナルド・ダ・ヴィンチ。
ダ・ヴィンチはフィレンツェ共和国のルネサンス期を代表する芸術家であることは有名。
彼は医師であり、芸術家であり、それまでのアート作品とは異なり、生物や宇宙、様々な環境などを細かく見て、数式も当てはめ作品を創り上げました。
当時は今ほどの評価を受けていなかった
ダ・ヴィンチは今では世界的評価を得ています
更に、アートが認知、認識を変え、今の私たちに繋がっていることを、分かりやすいアート作品を例に挙げ、猪子氏は伝えて下さっています
雨を描くことを想像してください。
頭に浮かんだ雨があるかと思います。
江戸時代中期の歌川広重が活躍前と後とで
人類が 見る 描く雨の認知 認識が変わったと
猪子氏は説明されています。
広重作品の前の作品は
雨の様子を以下の様な モヤが
かかっているような感じに描かれています。
しかし、広重は雨を "線" で描いています。
この雨を線で表現した広重の作品を世界中の人が見て驚愕。
そして ゴッホ が広重の作品を模写しています
現代の人類も、江戸時代前の人類も、
同じ雨を感じている筈が、
表現するにあたり、認知、認識に大きな違いが
あることがアートから分かります。
このお話を猪子氏が成田悠輔氏との対談でも
語られており、更に高橋氏とReHacQ-リハックでは 作品を例に挙げて大変分かりやすく
説明されていて 私は思わずハッとしました。
アートによってサイエンスが広がり、
世界の認知、認識は変わり、
それは現代にも繋がっている、、、。
私は展覧会に足を運ぶことが大好きですが、
作品の話をイヤホンガイドで聴き、説明を読み
じっくり作品を観ているつもりでしたが、
長い長い年月を経ての芸術、アートとサイエンスの融合が現代に至るまでをあまりにも
無知であったことに恥ずかしくなりました。
そして、今回の対談を拝見し、
猪子氏と皆さんが後世に残るような作品を創られている場所
「エプソン チームラボボーダレス」に行き
アート&サイエンスの作品を体感したい!!
と思っています。
行きたい場所、感じたい作品があると、
毎日にハリができ気持ちが明るく前に向けます
自分の気持ちを上げていくことは大切ですよね
今日も1日が始まります。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。
#ジブン株式会社マガジン
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