見出し画像

The Life in the United States Episode Episode 5 〜How to Survive in the Dark〜

こんにちは、Kiyoです!
閲覧ありがとうございます!

最近、汗をかく量が尋常じゃないです。
脚全体から汗が噴き出てきます。
でも、臭いはしません。
サラッとした汗。
こまめな洗濯が必要ですね。

というわけで、今回はアメリカの初めてのfall breakについて書いていこうと思います!

Fall breakってなんぞやと思うかもしれないので、補足です。
アメリカの大学には前期と後期にそれぞれ7〜10日くらいの連休があり、それぞれfall break、spring breakといわれます。

この期間、学生アスリートもインシーズンで無ければ、休みになることが多く、みんな地元に帰ったり、友達と旅行に行ったりします。

それで、ぼくももれなくシカゴに来るまで行きました。


1. Go to Chicago

MankatoからChicagoまでは車で8〜9時間くらいです。
僕の愛用車のオンボロJeepで向かいます。
この時はルームメイトと2人で行ったので交代で運転しました。

朝4時くらいに出発して、昼過ぎくらいに着いたのを覚えています。



2. Chicago Adventure

さぁシカゴの街を散策です。
普段、ミネソタのど田舎にいるのでシカゴですらもはや大都市レベルに感じます。

1泊3日の行程なので、そんなに行けるところはありませんでしたが、美術館と博物館に行って、街中をぶらぶらしました。


お決まりのシカゴピザも食べました。



3. Trouble

この記事のメインはシカゴ散策なんかではありません。
タイトルにもあるように真っ暗闇に取り残されるハメになりました。

さて、経緯を説明していきましょう!

シカゴを満喫していざMankatoに帰ります。
向こうを深夜に出て、昼前に着く想定です。

途中ウィスコンシン州という、まぁ田舎の真ん中を通りすぎるんですが、真夜中なので、警察はおろか車さえ走っていません。
周りは本当に街明かり一つない所です。
路肩でトイレする時に空に天の川がくっきりあったのを覚えています。

そんなこんなで田舎道を爆走します。

僕らの車のライトしかない道でいきなりの白煙。
その辺で野焼きでもしてるのかなと考えていると、一緒に行ったルームメイトが
「この車から煙出てる!」

なんだって⁉︎⁉︎⁉︎

それからはいくらアクセルを踏んでもスピードはおろかエンジンすら起動していない。
惰性で進んでいき、無事路肩に停車。


さて、一旦外に出て落ち着きましょう。


落ち着いたら、エンジンをかけてましょう。


チュルチュルチュルチュル...
チュンチュンチュンチュン...


よし、一旦落ち着きましょう。


落ち着いたら、エンジンをかけましょう。


チュルチュルチュルチュル...
チュンチュンチュンチュン...


3分前と同じ光景です。


さて、困った。


ウィスコンシンのど田舎で近くに街がありそうな気配もない、しかも真夜中。この時、1時くらいでした。

とりあえず、レッカー車呼びましょう。
場所の説明すら出来ないので、一番最近見た記憶のあるexitの番号を伝えて、そこからこっちの方角に来てみたいな感じで伝えました。

レッカー車に最寄りのモーテルのある所まで連れて行ってもらい、レッカー車のおじさんに軽く見てもらいます。
どうやら、エンジンオイルが切れているとのこと。

翌日、近くの修理工場まで再びレッカーです。

修理工場のおじさんが、エンジンが死んだと。
エンジンオイル切れで走り続けたからエンジンが焼きついたとのこと。
オイルメーターはまだ正常値を示していますが、上手く作動していないとのこと。

O M G

よし、修理しよう!

K 「修理したいんだけど時間はどのくらいかかる?」

おっちゃん「エンジン取り寄せないとだから1週間くらいかな」

K「...」

おっちゃん、どっか行く。

おっちゃん、戻ってくる。

お「息子の前の車のエンジン付け替えれるから、それなら3日後くらいまでにいけるよ!」

おっちゃん、まじで優しかった。
けど、2日後には大学院の講義が再開します。
しかも修理費は$2,000くらい。
この車の購入価格より高い…。

田舎過ぎて、グレイハウンド(激安バス)などもありません。

ルームメイトと芝生に座り空を眺めながら、ハンバーガーを食べつつ、絶望しています。

隣に同じような悲壮感漂う黒人が座ります。

K「どうしたの?」

黒「トラック壊れた。」

K「あらあら、おれらもだよ。」

と、あれこれ駄話していると、その人のトラックの代わりに別のトラックを修理屋のおっちゃんが用意してくれるとのこと。

黒「North Dakotaまで行くから、ミネアポリス(ミネソタの州都)までなら、乗っけて行ってあげようか?」

K「!!!!!!!」

まさかのヒッチハイク?成功です。



4. Back to Mankato

Oakdaleという所で野生のヒッチハイクに遭遇し、ミネアポリスまでドライブです!

ミネアポリスまで行けば、Mankatoまでのバスが3時間に1本くらい出ているのでなんとかなります。

そんなこんなで、Jeepを修理屋でジャンクにしてもらい、トラックでミネアポリスまで3時間くらいのドライブです。

車内では、ドライバーが気を遣ってくれて色んな話をしてくれました。

ミネアポリスに無事に着き、その日最終のMankato行きのバスに乗り、無事帰宅です。



まとめ

Fall break明けにみんなと何してた?みたいなことを話したのですが、野生のヒッチハイクはヤバすぎると言われました。危ないし、そんな手段取らないし、乗せてくれる人も今時あまりいないし、といった具合でなんかとてもラッキーだったそうです。

なんかよく聞く抽象的な話だと感じるかもしれませんが、僕は日本の大学院を辞めるあたりから、人にとても恵まれていているなと感じます。

ただ、何事も楽しんで、全力でやっているから、助けてくれる人もいるし、一緒に遊んでくれる人もいるんだろうなと思います。

そんな訳で、この騒動が起きてからは同期からも教授達からも、変人扱いです。(少し嬉しい。)
どこ行くにも、何やるにも、率先してやらされます。

そのおかげで色んな経験ができ、同期や教授達ともまだ親交があるので、役得だったなという感じです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

BOC-ATC(certified athletic trainer)、柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、英語学習、アメリカ留学、アメリカ就職などなど、僕にお手伝いできることがあれば、どしどしご相談ください。

あと、感想ありましたら、よろしくお願いします。

Everything is going to be fine.

Kiyo

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?