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読書記録『菅付雅信「動物と機械から離れて」』

大きな理念や物語を失い、ただモノや記号を消費するだけの動物化して生きるのではなく。
常にスマートフォンを持ち、ネットと常時接続しながら、己の自由意志で決断し行動するのではなく、機械指し示す情報に沿って行動する機械と一体化した生を生きるのでもなく。

デジタル・ガジェットに囲まれた動物的な人々が、それに飽きたらなくなったときに言葉を与える場所をどうつくるか

人工知能ブームの只中、現場で起きていることと、その成り立ち・背景を追う。追えば追うほど見えてくるのは、人間ってなんだっけってこと。

人工知能の解剖は人間の解剖の鍵である。

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