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Taico Club 2018行ってきた話

6/2,6/3に音楽フェスTaico Club 2018に行ってきました。

【概要】
☆開催日
2018年6月2日(土)~ 6月3日(日) オールナイト公演
☆開催場所
長野県木曽郡木祖村 こだまの森

とにかく、会場のこだまの森キャンプ場が素晴らしい。
フェスはロケーションが命なのだけど、ここは数あるフェス会場の中でも群抜きでいいですね(夜寒いけど。それを乗り越えた朝は格別)
山に囲まれ、森の中で音楽を聴くことができる。
Taico Clubがなければ訪れるはずもなかったこだまの森が、
親しみをもてる場所に変わっている。
それでいて東京からも近い。こんな場所を発見できた主催の方は素晴らしいなー。羨ましい。

ということで、今回のスケジュール(メモ)
5:30 出発(東京)
10:00 こだまの森 着
12:00 開場&会場入り
13:00 設営完了(持参したテントの骨がなくてうろたえた)
14:00 昼食づくり
   お昼ご飯:ドライカレー with 幻幻庵の水出し緑茶ftレモングラス
15:00 昼食後ののんびりタイム→夜用豚汁づくり
17:00  Never Young Beach
18:20 Punpee
   夜ご飯:牛タン丼
19:55 サカナクション
21:10 スチャダラパー→Lone
   途中:夜の豚汁タイム
23:40 FKJ
  0:40 Hiatus Kaiyote
  2:00 EGO-WRAPPIN'
  3:30 Qrion
 〜 仮眠 〜 
  7:00 WONK
  8:00 朝ごはん:ホットサンド
10:00 撤収作業
11:00 撤収
13:00 諏訪SAで温泉
14:00 諏訪SAでお昼ご飯
21:30 帰宅

ちなみに、個人的ベストアクトはEGO-WRAPPIN'でした。
時間帯(午前3時のEGO-WRAPPIN'!!)のマジックはあると思いますが、何よりあんな時間に丘を登って野外音楽堂に集ってるオーディエンス。
そして、熱狂的なアクトでオーディエンスを巻き込んでいくEGO-WRAPPIN'のパフォーマンス。
一瞬で場を掌握し熱狂の渦をつくる瞬間に出会えて
「やっぱ音楽ってすごいな」と一人で感動してました。
ただ方向性が違うので、比べることができなかったFKJ。
こちらもめちゃくちゃカッコよく、素晴らしいアクト。ちゃんと聴けて、観ることができてよかったアーティストの一人。

フェスの形態としては、三日間やってのんびり場を楽しむという方が好きなのですが。夕方ごろまでのんびり過ごして、夜から本気を出してほぼほぼオールナイトというTaico Clubも大好きです(テントは仮眠所でしかない)
なにより、こんな森の奥に深夜に集まるオーディエンスを見ると「絶対みんな音楽好きじゃん!!みんな仲間だわ!!」みたいな謎のテンションになることができるので格別です。

今年で終了するTaico Clubですが来年度同じ場所同じ時期に新しいフェス「FFKT」なるものを開催するようです。
せっかくこの場所を発見し、成熟したファンが育ったのにもったいないと思っていたのでこれは朗報でした(なによりあの場にまた行けることが嬉しい)またファンが育った中で、クラウドファンディングで思想の共有や資金の調達を行うこともいいことじゃないか。

FFKTに際して、CINRAでのインタビューが素晴らしかったです。
『なぜ『TAICOCLUB』を終了し、『FFKT』に刷新する?真意を訊く』
このインタビューの中で

「無礼講」とか「ハレとケ」とか、「聖なるものとの出会い」とか、祭りの意義っていろいろあると思うんですけど、既存の価値体系がひっくり返る、日常が活性化される。

という答えがありとても共感しました。
非日常空間が我々の日常空間にどのように影響を与えるのか。
昔からの日本の祭りから考えていくと、アーティストは折口信夫が表現する「マレビト」にあたるのではないかとか。
フェスとか非日常空間の可能性を考える昨今。

いずれにせよまたあの場所で音楽を浴びることができてよかったです。
もっとTaico Clubみたいなバランス感覚のフェスが増えればいいのに。

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