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【30代必見】コスパの良い年収600万円はどんな仕事か?

コスパが良い年収600万円ということになります。という記事を以前ご紹介しました。

 今の日本では、年収600万円を稼ぐのは、かなり頑張らないと難しい状況です。


年収600万円って想像がつかないけどどんな仕事なんだろう。。


年収600万円について個人的に【30代】のいまからでも年収600万円狙える方法としては

・現職と同業種・同職種で転職する
・本業と副業を掛け合わせる


上記が現実的なんですが、単体で狙うとしたらどのような仕事でどのようなことが求められるんでしょうか?


転職サイトを使いながら見ていきましょう。

年収600万円はどんな仕事内容か?

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年収600万円を狙うには、業種業界がとても大事な指標となってきます。

例えば

・薄利多売な小売業
・粗利が大きい業界
上の2つを比べてもどちらが年収600万円を狙いやすいかおわかりでしょう。


IT業界
粗利が大きいと従業員に還元できる給料も多くなります。

小売業
逆に在庫リスクや経費がかかる小売業は還元率も少ないです。

「市場規模」とは、その製品やサービスの取引が行われている「大きさ」を表す指標となります。

シンプルに考えれば、マーケットの規模が大きいほうがビジネスのチャンスが大きいと言えるでしょう。

まずは、流し読み程度に市場規模が高い業界を確認してみてください。

業種別の平均年収は?
1位 メーカー 約453万円
2位 金融 約448万円
3位 総合商社 約446万円
4位 IT/通信 約444万円
5位 メディカル 約426万円
6位 建設/プラント/不動産 約418万円
7位 インターネット/広告/メディア 約407万円
8位 専門商社 約406万円
9位 サービス 約369万円
10位 小売/外食 約353万円

最も平均年収が高かった「メーカー」に分類される業種では、

「たばこ」(641万円)
「トイレタリー」(526万円)
「家電/モバイル/ネットワーク機器/プリンタメーカー」(513万円)
の3つが全96業種のランキングでもトップ10に入りました。

タバコメーカーならJTとかになるのでしょうか。

職種別の平均年収は?
1位 専門職 約601万円
2位 企画/管理 約516万円
3位 技術系(電気/電子/機械) 約461万円
4位 技術系(IT/通信) 約452万円
5位 営業系 約442万円
6位 技術系(建築/土木) 約428万円
7位 金融系専門職 約426万円
8位 技術系(メディカル/化学/食品) 約411万円
9位 クリエイティブ系 約381万円
10位 事務/アシスタント系 約332万円

企業別平均年収トップ10

1位 M&Aキャピタルパートナーズ 2,478万円
2位 キーエンス 2,110万円
3位 GCA 2,063万円
4位 ヒューリック 1,636万円
5位 三菱商事 1,607万円
6位 ストライク 1,539万円
7位 伊藤忠商事 1,520万円
8位 日本商業開発 1,501万円
9位 ソレイジア・ファーマ 1,460万円
10位 三井物産 1.430万円

dodaの年収600万円はどんな仕事内容?

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条件を【年収600万円】だけに絞ると74969件ヒットしました。
1ページ目の内容を見ていきます。

・人材紹介
・営業系総合職(店舗買取/出張買取/FC店舗開発)
・土地を持っている方へ訪問しマンションを建てるご提案
・月間数億PVを誇る自社メディア上に表示される広告枠の提案・販売営業
・ネットワーク・サーバやクラウド(AWS、Azure、GCP)のコンサルティング・設計・構築、運用保守
・搬送用機械・機器、産業用ロボットの設置・点検・保守
・自動車/半導体/ロボット/医療機器などさまざまな製品の品質検査、組立、メンテナンス
・ロボットや製造機械のメンテナンス
・グループ全体のデジタル化、DX推進のプロジェクトマネジメント
・業務システムやアプリなどの設計や開発
・Web広告のコンテンツ企画・ライティング◆動画広告のシナリオライティング
一部抜粋した仕事内容ですが、

【営業職】【IT業界】【エンジニア】【マネジメント能力】


コミッション系の給与形態や専門職が年収600万円の求人には多いイメージです。
初年度からいきなり600万円ということはほぼなく【年収例】など記載されていることが多い印象でした。

【年収例】
◆800万円 / 経験10年 /月給40万円+賞与+各種手当
◆500万円 / 経験3年 /月給25万円+賞与+各種手当
◆400万円 / 経験1年 /月給22万円+賞与+各種手当

【初年度年収例】年収300万円~450万円

リクルートエージェントの年収600万円はどんな仕事内容?

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【年収600万円】だけに絞ると91122件ヒットしました。

1ページ目の内容を見ていきます。

・社内SEとしてIT企画の推進業務
・英語と日本語を駆使してサポート
・当社社長秘書
・特恵原産地証明書のEPA恩典施策立案
・EPAサプライチェーンマネジメント改善
・原産資格調査業務プロセス改善
・各種コンテンツのライティング、編集、制作ディレクションなど、制作に関する業務
・本社もしくは各事業所/研究所における人事・勤労・総務に関する業務
・コミュニケーションマネージャーとしてコミュニティ拡大
・原産地証明取得関連業務(HSコード採番依頼、原産国確認、資料データ管理、仕組み構築)
・国内の化粧品メーカーに対する化粧品素材の提案・販売
・動画コンテンツのディレクション・制作業務
めっちゃ難しそうな仕事。。。しかも専門的
このことから前職で上記の経験を必ず携わっているが条件になってきそうで、即戦力を求めているともとれます。

ミドルの転職の年収600万円はどんな仕事内容?

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【 年収600万円】だけに絞ると116952件ヒットしました。

1ページ目の内容を見ていきます。

・海外で開発されたゲーム作品のアジアローカライズ版制作におけるプロデュース業務
・システムソフトウェア/WebアプリのQA業務全般。
・自社運営ネットワーク開発部におけるプロジェクトマネジメント業務
・総合職として企画・外部折衝・判断等の高い専門性・創造性が求められる業務
・資材部門での購買業務、リーダー業務
・部署のマネジメント
・国内の大手企業に対し、ソフトウェア製品・関連サービスの提案
・医薬品製造用の原薬の開発、調達原料の検査、製造に伴う指示管理
・鉄骨製作現場における溶接業務
・経理部長候補として経理財務業務全般


マネージャーや主任または役職が高い人を前提とした採用内容が多かった印象です。

ハイクラス求人とだけあってかなり【専門性の高さ】が求められます。



想像がつかない。。。


年収600万円を狙う求人の探した方 
年収600万円の求人だけでもかなりでてくるので一個一個みていくのはかなり大変な作業です。

各転職サイトでも細かい条件詳細を検索できるので興味がある業種や勤務地で選ぶようにしましょう。


求人探している人
詳細に設定できるのは以下です。
・キーワード
・職種
・勤務地
・業界
・初年度年収
・最終学歴
・土日祝休み
・完全週休二日制
・転勤なし
・寮社宅あり

年収600万円に求められること

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【必要な能力・経験】を見ていきましょう。

業種業界によっては求められることは違いますが、年収600万円の求人に書かれていることを抜粋していきます。

かなり、ピンポイントな要求をしていることが多いので現職で達成できるかも照らし合わせていきましょう。

【必須条件】

・インフラエンジニア経験3年以上
・海外営業や英語を活用した商談リード経験
・ビジネスレベルの英語力(目安TOEIC850点以上)
・英語の実務経験3年以上
・EPA業務経験者、物流業務経験者 、海外営業経験者
・上記、業務経験が4年以上ある方
・人事経験3年以上
・営業経験2年以上
・プロジェクトマネジメント経験2年以上
・コミュニティマネジメント経験2年以上
・EPA、TPP等経済連携協定の知識ある方、貿易実務経験(2年以上)
・貿易事務経験(3年以上)
・営業事務・庶務経験■英語力(海外との円滑なコミュニケーション/TOEIC730点以上目安)


気が狂いそう。。。w
リクルートエージェントにある1ページの【年収600万円】に求められる必須条件がざっとこんな感じです。

その分野の経験が3-4年ということは中堅クラスになりある程度即戦力を求められます。

経験を求められないこともありますがその分野で経験を積んできた人が求められます。

歓迎条件
・商社経験(貿易事務/事業会社管理)
・化学品の貿易事務経験■貿易実務検定C級以上
・人材業界での営業経験/カウンセリングやコーチング経験/プロジェクトマネジメント経験
・商社の海外部門における渉外経験
・ゲーム業界での就業経験
・人材業界での営業経験/カウンセリングやコーチング経験/プロジェクトマネジメント経験
【歓迎条件】はあくまで【必須条件】があってこそです。

必須条件プラスアルファできる人が企業の求める人物像と読み解くことができます。

年収600万円だとできること

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年収が600万円程度だと、家計にも余裕が出てくるでしょう。ざっくりとした目安は下記になります。

家賃:手取り収入の25%~30%
食費:10%~15%
日用雑貨費:5%
光熱費:3%~5%
レジャー費:3%~5%
雑費(新聞代・被服費など):5%
通信費:3%~5%
お小遣い:5~10%
教育費:5~10%
保険料:3%~5%
貯蓄:15%~20%

 
貯蓄しやすい
年収600万円あると貯蓄にお金を回す金額を増やせます。

年収600万円台の方における毎月の貯蓄額を割り出してみると、

もっとも多いのは毎月約5万~7万円を貯蓄する人で22.6% 

次いで約2万~4万円で18.4% でした(※3)。


一方で、貯蓄しなかった人は23.4% で、全額使いきっている人もいるようです。
家計の金融行動に関する世論調査|知るぽると (shiruporuto.jp) ※引用元


住宅ローンが組みやすい
年収600万円の人がマイホームを購入することは可能ですが、年収600万円の人の金融機関からの融資額は、上限が4,000万円程度までと言われています。

年収600万円の人が住宅ローンを組む場合、年間最大130万円前後の融資を受けることになります。

月々の返済は約11万円になり、場合によっては家計の大きな負担になります。

マイカーを持つ余裕が生まれる
年収600万のマイカーローンの相場は300万円程度です。

一般に年収にふさわしい車の購入金額は、年収の半分ぐらいだと言われています。


年収600万円だと300万円が目安というわけです。
それぞれの家庭で乗る車の種類は変わってきます。 自分の家庭や家計に合った車選びが大切です

家賃が高いところも視野に入る
年収600万の家賃の相場は12.6万円です。

一般に家賃は、収入の3分の1がふさわしいと言われています。

12.6万円の家賃が、年収600万円の人の3分の1の額になります。

年収の3分の1と言っても、保険料や税金などで給料が減りますから、手取り収入を元に家賃を考えるべきです。

あくまで手取り収入の3分の1は目安なので、自分の毎月の生活費を元に計算してください。

結婚相手として見られやすい
これは賛否両論ありますが、年収が高い方が結婚相手として候補にいれてもらえます。

女性が年収高い男性を好むのは、自分も子供も安定して生きていけるからです。

子孫を残していくことが本能的にあるため女性にとっては仕事よりも子供の世話が最優先になります。ただお金がなければ子供も自分も安定して暮らしていけないので本能的に年収高い人を求めます。

まとめ

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今の日本では、年収600万円を稼ぐのは、かなり頑張らないと難しい状況で、年収600万円稼ぐ人は、ある程度経験を積んだ40~50代が多い傾向があります。

年収600万円を稼ぐ人の平均年齢は44.2歳、手取り額は月に約32万2,000円です。

年収600万円を目指すなら、年を重ねるとともに経験値を上げることや、平均年収が高い業界を狙ってみるのも転職の戦略です。

年収をあげたい根底にはこんな考えがあるのではないでしょうか??

年収が低すぎてお金がないので結婚できない…。
住宅ローンや子供の教育費等がかかるため、将来に備え貯金額を増やしたい。
プラベートで使えるお金をどうにかして増やしたい。
もし転職をするならばどの業界が年収が高いのかなどを把握する際の参考にしてください。

30代で600万以上になることは簡単ではなさそうですね…。

中小企業のほうが年収が低い傾向があるため、よほど利益率が高いところを探して働く必須条件を満たしているか調べていきましょう。

年収600万以上は簡単ではない…と思ってついつい怪しいビジネスに手を出してはいけません。

少しでも参考になれば幸いです。

■参照
(※1)国税庁「民間給与実態統計調査(平成30年分)」
(※2)国税庁「給与所得者と税」
(※3)金融広報中央委員会「[家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)(2019年)]」(https://www.shiruporuto.jp/public/data/movie/yoron/futari/2019/)
(※4) e-Stat「1世帯当たり1カ月間の収入と支出」

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