5年ぶり、あの場所に帰ってきた。
7月12日
ずっとこの日を待ってた。
飛行機を降りた瞬間。
「あぁ、やっと戻ってこれたんだな」
って安堵した。
ずっとずっと待ち焦がれた瞬間だった。
カンボジアのプノンペン空港に着いた。
ビザと関税の申請がオンラインになってた。
ビビった。
ビザを待つ間に、同い年の日本人と仲良くなった。心強かった。
久しぶりのトゥクトゥク。
レンタルトゥクトゥクで事故って以来乗りたくない乗り物No.1&NGワードになってしまったが、やっぱりトゥクトゥク好きだ。
空港から宿までの道はすごく混雑してた。
でも、それも懐かしい。
好きなバイクがたくさん走ってて
嬉しかった。
夜は、インターン時代にプノンペンに行ったときによくお世話になった方々と久しぶりの再会。
よく美味しいものを食べに連れて行ってくださり、たくさんインターンの話を聞いてくださってすごく心強い存在だった。
こうしてまた会ってくださることに感謝。
ピザとパスタおいしかった🥰
夜はぐっすり。
2日目、CBBへ
2日目の今日は、同じくインターン生で同い年のなみちゃんと村へ。
久しぶりの乗り合いバン。
スピード早すぎてめちゃくちゃ怖い。
命日なるかと思った。
CBBの近くのプサーパーブにきた。
すっごく懐かしい景色だった。
それから、トゥクトゥクに乗って
CBBのある村に来た。
変わってないようで、景色が違って見えた。
懐かしい。
ただ、懐かしい。
必死に生きたあの頃を思い出す。
CBBはめちゃくちゃ変わってた。
教室も変わってた。
生徒も変わってた。
帰ってきたぞーーーのポーズ
インターン生に挨拶して
お土産渡して
その後は村散策。
プサーロア行ったら
昼前だから何もなくて
タエクロチュマーを飲んだ。
村に戻って、みんなでお昼ご飯。
何年ぶりだろう
みんなで食卓を囲んで食べるのは。
カンボジア料理
カンボジアのお米
どれも美味しかった。
写真撮ればよかったーーー😭
お昼からは住み込みのピエリンとスレイラーと一緒にバイクで村散策へ。
目的はそう。元住み込みスタッフに会うため。
会えるかどうかは分かんないけど、村に出てみた。
ダエンは、タヤマに行ったあと
母親の面倒を見るために帰ったそうだが
なぜかシアヌークビルにいるって言ってた。
ソリは結婚して、奥さんが妊娠中だから
奥さんの実家にいるそう。
昔はやんちゃだったけど、今は真面目だそう。
ソパの家に行ってみたら、お父さんとお母さんがいた。ソパは家にいるそう。
電話してから20分後くらいに、自転車で現れた。
ずーーっと会いたかった。
あの頃と変わらないパァッとした笑顔にまた会えた。
今は20歳で、家にいるそう。
お父さんお母さんが高齢なので、面倒を見るため。
コロナの時は、兄弟姉妹と一緒にタイに出稼ぎに行ってた。
今は、姉が日本で働いてるらしい。
ソパも日本に行きたいのかもしれないけど、お父さんお母さんを見ないといけないし、お金がないから難しい、と。
話してる時に「あや、ちょっと待って」と2階へ。
しばらくすると、これみて、と大きな額縁を持ってきた。
住み込み時代に、ソパの家に家庭訪問に行った時の記録。
大事に大事に取っててくれたんだ。
嬉しかった。
また、あの頃みたいに一緒に勉強できたらいいな。
彼らとまた、一緒に過ごせたらいいな。
ずいぶん間が空いてしまったけども
彼にもう一度会えたことは
大きな意味があるんだと思う。
ありがとう、ソパ。
素敵な笑顔で、たくさんの人を幸せにしてね。
さて、2人目の住み込み。
だーーれだ。
そう。ピーリー。
わたしがインターンしてる時に
ティーリーって言ったけど
本当はピーリーだったってオチ。
当時10歳だった彼は、もう15歳。
でも、学校を辞めて
今は家で手伝いをしてるそう。
彼はひとりっ子。
お父さんは目が見えない。
彼が家族を支えて行くのかな。
15歳のピーリーには重たい選択かもしれない。
どこか苦しそうな感じもした。
本当に自分ひとりではどうしようもない現実があるんだなって。
たくましいけども、大きな問題でもある。
カンボジアは、家族の問題が多い気がする。
親が結構高齢だったり、低学歴だったり
障害があったり、病気だったり、
借金を抱えてたり。
若い子どもたちが、その負荷を抱えてるだよね。
元住み込みの中に、ドラッグに走った人がいたと聞いた。
その子もまた、どうしようもない家族の問題の間に立たされてたんだ。
たったの2日間だけど
濃い1日だった。
あぁ、やっぱりわたしはカンボジアが好きで
カンボジアのために何かしたいんだ。
忘れかけてたあの頃の夢を思い出した。
カンボジアのために必死で動いて
必死で考えて必死で悩んで
その経験は、財産だ。
今、地域福祉に関わる仕事をしてるけども
カンボジアは人と人とのつながりが強くて
地域の人達とのつながりが強くて
びっくりした。
誰かの家に人が集まってきたり
男性も女性もみんな井戸端会議大好きだし
急にお邪魔しても、快く迎えてくれるし。
日本にはない。
助け合い活動なんか、わざわざ会議を開いて作らなくとも、みんなが助け合ってる。
移動支援なんか、わざわざ会議を開いて作らなくとも、トゥクトゥクもバンもバイタクも走ってる。
孤独、なんて無縁のような。
むしろ、孤独になる暇もないような。
なんだろう。
なんだかんだで、日本は地域福祉の後進国なのかもしれない。
そんな、新たな視点で
カンボジアを見ることができた日。
カンボジア滞在もあと2日。
明日も楽しむぞ。
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