今週のつれづれ(2/21-25)

月曜日。
　友人とたくさんLINEした。一人はわたしにものを送ってくれた友人で、確認とお礼の連絡を。もう一人は学年の違う友人で、彼女は春から社会人になるため関連した相談を受けた。どちらも大切な友人で、テンポ良く楽しく会話でき、テキストメッセージでも彼女たちの温度が伝わってくる。わたしには、与えられたものを喜ぶ力と、親身に話を聞く力がある。自分の持っている力を大切な人たちに惜しみなく使うこと。これがわたしの望む在り方だ。

　作り置きの煮物の味が染みていた。満足。
昨日の夜、ものすごく寝付けなくて苦労したけど、意外と元気に過ごせた。

火曜日。
　疲労感がすごい。
　プロジェクトで関わっている先輩がすごくわたしのことを気にかけてくれている。負担の割に結果が出にくいであろうこととか。でも、わたしはこの会社で評価されようとかは、もはや期待していない。いい仕事をしよう、結果を出そうとは思っているけど。
　身近に活躍されていてとても素敵な女性の上司がいる。彼女を完璧にロールモデルとすれば、女性でもきっと十二分に活躍できるのだろう。でも、”彼女のように自分の気持ちよりも他者を優先して賢く立ち回り、ものすごい成果をばんばん打ち立てなければ、男性管理職と同じ土俵に上がることができないのだ”ということもここで過ごすうちに染み込むようにわかってきた。彼女の存在はわたしにとって、希望であると同時に静かな絶望でもある。

　レンジで簡単に作るナポリタンが美味しすぎて大満足。湯船に浸かって、音楽を聴いた。パートナーと2022.2.22.  22:22をにゃんにゃんモーメントと称してカウントダウンした。ひそやかに楽しかった。

　とっても憧れるというか、わたしがまさにやりたいことみたいなことをされているnoterの方を見つけて、ジェラシーが沸いた。ジリジリする気持ちを持てる時って、「まだ心が死んでないな、わたし」と思う。自分のやりたいことを持てている証拠だから、嬉しく思う。

水曜日。
　今日は休日当番だった。ご飯を炊いて、小松菜と厚揚げのピリ辛炒めを作って食べる。ついついたくさん食べてしまう。毎日寒くてお風呂に入る勇気が本当に出ない。

　どうせやりたいことはできないし、評価も期待できないし、どこに向かって生きているかもわからないしな、という仕事や会社、将来に対するもやもやが頭を離れない。
わたしはこんなとき、頭の中で人と会話してしまうことがある。割と昔から。多分他人に対して愚痴を言うのが苦手なんだと思う。でも愚痴を言いたい自分もいて、行き場のない思考や自分の言葉は自分の中でぐるぐる渦巻いてしまうんだと思う。
こういう時は、散歩をしたりノートに自分の考えを書き出すと良いですよ、と自分の中の自分がアドバイスをくれる。

木曜日。
　変な夢を見て、5時に起きてしまう。そして寝られなくなる。仕方ないからゆっくり過ごして、お風呂に入りプレゼンの原稿を読む。

　今日はたくさん人と話したからか、話したい願望がもりもりと出て、母と電話してたくさん話してしまった。どうやらわたしは、進捗報告をしてチームメンバーから意見をもらうと、どうしてもモチベーションが高まるらしい。

　夜は実家から荷物が届き、母から美味しいものがたくさん届いた。同じものでも自分で買うのと、人から送られるのではワクワク感が違う。自分のために、滋味深い食事を用意すること、大事だけど少し寂しいことでもある。高山直美さんの、『帰ってからおなかがすいてもいいようにと思ったのだ。』というエッセイの中で、一人ぐらしを始めたばっかりの時に、一人でチキンカレーを煮込んで食べたときに、寂しさが背中からずんっと入ってきたというエピソードが綴られている。まさにこの感覚。同じ滋味深い食事でも、人のために用意した/されたものは寂しくない。

金曜日。
　母から送られてきた美味しいステーキをいただく。ぎゅっと噛むと脂が染み出し、胃袋と脳みその両方が喜んだ。

　一緒に仕事をする他部署の先輩に、うまく自分の目的を伝えられなかった。色々な人にわかるように、説明の解像度を上げたり下げたりできるようになりたい。”わかりやすくするためには情報を減らして整理することが大事”と大学で教えられてきたから、そう言う伝え方をつい選びがちだ。でも、情報を増やした方がわかりやすくなる場合も多分にあって、そう言う時の情報の増やし方・見せ方にまだ慣れていないんだろうなと折に触れて感じている。

　ウクライナのニュースを見る。世界史の授業で語られるクリミア戦争を淡々と暗記していた高校生のわたし。かの地では、わたしたちと同じようにいまを生きる人たちがいる。戦争は歴史の授業の中だけで十分だ。
”何のために戦おうとも、動機は愛が良い。（Kirari／藤井風）”
みんな、愛のためにそれぞれの人生を戦っている。そんな人たちを踏み潰さないでほしい。

　すごく疲れたけど、同時に何かに夢中になりたい、新しいことを始めたい。今すぐ駆け出したい、みたいな。きっと心からリフレッシュを求めているんだろう。

今週もお疲れさまでした。