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本を読む人だけが手に入れられるもの

▼みなさんはいつもどれくらい読書していますか?
ネット記事ではない長文や論文を毎日/毎週/毎月/毎年どれくらい読んでいますでしょうか。私はここ10年毎年100冊以上読んでいて、一時期は読んだ本をexcelで管理して自分が好きな本の傾向を分析したりもしていました。昨年はコロナ禍でずーーーっとWFH(Work From Home自宅勤務)であったため200冊超読みました!ちなみに1回目の緊急自体宣言があった2020年4月はAmazon本代だけでなんと10万円を超えてましたww本棚がぱんぱんでした。
最近は抽象度の高いことに興味が少なくそもそも本を読まずネットや動画といった簡易な方法で情報収集を済ませている方も多いと思います。または本を読むには読んでいるが、より具体的なHowTo本のみを選んで読みそれをそのままその通り行動をしていることも多いのではないでしょうか。

▼本を読むメリットはなんだろうか?
●たった1,500円かつ所要1〜2時間で何か1つの内容に対して理解できる。最低限、顧客や社員と同内容について同じレベルで会話できるようになる。
●近しい内容に関する本を5〜10冊程度読めば十分アウトプット(たとえば社内外向けプレゼンや勉強会を)できるまで知識レベルが向上する
●人が本質的に楽しいと思うことは知的好奇心が満たされることであり、加えてたくさん良質な文章を読むと会話や文章力も上がる

こんなに安くて簡単に成長ができて、それでいて楽しいことってあるのだろうか(いやない、と言いたい 笑)たとえば資格の学校や動画講座に申し込んだ場合はだいたい数万円から高いものでは数十万円かかることもあります。個人的に文字や書物は人類が作った最も偉大な発明であると考えています。
過去の先輩や偉大な方々が成功もしくは失敗して学んだかことを簡単に手に入れることができます。つまり本を読むということは自分が体験せずとも他の人の経験を追体験でき自ら体験する時間を省略できる時短ツールであり、また知識を体系的にまとめてくれているためよりスムーズに内容理解することができる素晴らしい最高のツールであると考えています。

▼一方で本を読むデメリットはあるのだろうか?
●お金や時間がかかるのは止むを得ない。場所も静かなとこに限られる。
●読むべき本を間違えると得られるものが少ない。

メリットに比較してデメリットがとっても少ないです。というかほとんどないと言ってもいいかもしれません。1日たった1時間で何かを理解することができれば、費用対効果がめちゃくちゃ高いと思いませんか?もし万が一自分にははまらない内容や文章だったとしても途中でやめればよく、金銭的な損失もたかが知れているリスクが少ない投資であると言えます。

▼なぜ人は本をそれほど読まないのか考えてみた
では本を読むという単純でメリットしかないことを人はなぜめんどくさがるのだろうか?ということを考えてみました。私の大好きな考え方である7つの習慣では「刃を研ぐ」という第7の習慣があり、その中の一つはまさに本を読むということであります。つまり「本を読む」ということは習慣化すれば楽しいのですが、そうならないとそもそも運動と同じようにめんどくさいものなのだと思われます。ちなみに小さい頃の読書習慣が起因しているとも言われており、思い返して見ると私は小学生の頃からずっと(ていうか今も)漫画を大量に読んでいたし学校が終わったら図書室に入り浸っていました。

▼ではどうしたらいいのか?
それを前提に考えてみると一念発起して本を大量に読みだすのは結構ハードルが高いと思うので、まずは自分が「興味があるテーマ」で「内容が簡単なレベル」から徐々に始めるといいと思います。目標値として年間50冊、つまり毎週1冊くらいから読み始めると続けられるし知識レベルも十分つくのではと考えています。まったく運動しない人が、いきなりジムに通い出して100kgのバーベルを持ち上げようとしたり、ランニングマシンで時速15kmで走ったりはしないでしょう。まずは数kgから少しづつ、散歩から始めるものだと思います。最近私は毎日1冊読んでますけど、それはちょっと異常ですよね 笑