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うさぎtoかめ

▼この童話はご存知だと思いますがみなさんの印象はいかがでしょう?
非常にざっくりいうと「足の速いウサギ」と「足の遅いカメ」が競走をし、最終的にはカメが勝利する話で イソップ寓話やラ・フォンテーヌが書いた寓話詩にもあります。とても有名なお話ですよね。
もう少し内容を詳しく言うとすると、「ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまった。ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。」というお話になります。

▼ここから得られる教訓としては何か?
過信(自信過剰)して思い上がり油断をすると物事はうまくいかないです。 また能力が弱く歩みが遅くとも、脇道にそれず着実に真っ直ぐ進むことで最終的に大きな成果を得ることができます。だから一生懸命毎日の仕事に盲信してやり続けることが正しいと置かれており、一時期の日本人の働き方にとっても合致していたと考えています。つまり自分の能力を伸ばし切ることやスター選手の存在よりも、みんなで一緒に無駄なことを考えず回り道をせず地道に頑張ることが美徳とされていた時代があったということでしょうか。でも今の時代本当にそう(それでいい)なのでしょうか?

▼こんな視点での教訓もあるかと思います。
ウサギとカメでは「見ているところが違った」ということです。ウサギは、カメを見ていました。ノロノロとやってこないカメに油断をしてしまったのです。対するカメはゴールを見ていたのです。カメがウサギを見ていたら、昼寝をしているウサギを見て自分も休んでしまったかもしれず、ゴールを見ていたためサボらなかったと言えます。ゴールは何かをしっかり見極め、競争相手に惑わされることなく、ゴールを見続けることが重要です。

▼もしもウサギが途中で休まなかったら?
ここで仮説として考えられることとして、ゴールを見据えて、途中で休まないウサギは勝つということです。つまり持久力のある走り続けられるウサギが「最強」ということではないでしょうか。これを社会人に置き換えます。

①まずはウサギを目指す:
「能力が弱く歩みが遅く」から日々精進して「能力があり走り続けられるスキル」を身に付けることがビジネスマンとしてはまずはとても重要。一生懸命にがんばるだけでは市場変化に対応することができず、護送船団のように会社が守ってくれる時代は終わりました。
②その上で慢心しない:「脇道にそれず着実に真っ直ぐ進む」つまり「ゴールから逆算してやるべきことをやり続ける」という思考プロセスが次に重要であると考えていて、目的やゴールを見失わないようにすることです。

私は走り続けられるうさぎになりたい。だからその2つを教訓として日々の仕事を一生懸命がんばっていきます。走り続けた結果、どのような人生となるか、それはお楽しみですね。 笑

童謡(4番まであるのは知らなかったです)※ご参考までに
1・もしもし かめよ かめさんよ
  せかいのうちに おまえほど
  あゆみの のろい ものはない
  どうして そんなに のろいのか
2・なんと おっしゃる うさぎさん
  そんなら おまえと かけくらべ
  むこうの こやまの ふもとまで
  どっちが さきに かけつくか
3・どんなに かめが いそいでも
  どうせ ばんまで かかるだろう
  ここらで ちょっと ひとねむり
  グーグー グーグー グーグーグー
4・これは ねすぎた しくじった
  ピョンピョン ピョンピョン ピョンピョンピョン
  あんまり おそい うさぎさん
  さっきの じまんは どうしたの