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年度末に思う働き方改善へできること

年度末で、ようやく一息ついているところです。
学校現場は1月から怒涛の日々が続きますね。
なんとか、期日までに、成績、通知表所見、要録作業等事務処理は処理することができました。

どれも、一気に処理するよりも、日数かけるけども、日々コツコツ1クラスでも、4,5人ずつでも、または、項目ごとに進めることが肝心ですね。
毎年毎年痛感していることですが。

この年度末の3学期にあたる時期には、管理職と勤務のありかたについてだいぶ説明を求めたり、意見をあげたりして、改善に向けてアクションをしてきました。

なかなか、管理職は納得のいく説明をしてくれませんでしたが、大学側からかけられるプレッシャーもあったのでしょうかね。

話の道すじが見えない中で、今後に向けて考え、行動するためには、3つ分解しなければいけないなという気づきがありました。

働き方の改善に向けては
①管理職に労務管理を適切に求めること
②大学や制度を変えてもらうこと
③自分自身、そして、職員間で合意しながら改善するべきこと

この3点で考えてきくこと。
この①~③については、どれもハードルが高いです。現状。

①については、話がわかる管理職であればスムーズです。
しかし、管理職同士(校長と教頭、校長と副校長など)でなかなか話が通じていない場合は難儀します。
職場はまさにこの状態でした。

なので、個人的に1人に話をするのではなく、会議、打合せ時に勇気をもって発言、質問して説明を求めました。その時に同意をしてくれた職員が何人かいたのが心強かった。質問を求めた結果、校長は「今度、詳しく話をしよう」と快諾してくれました。
思い切ってやるものです。
しかし、管理職の異動は2,3年という周期が多いので、年間の早めの時期に交渉したりした方がよいだろう。新たな管理職になった場合、ゼロベースになってしまうことが今後の危惧すること。


②について、これは、一番ハードルが高い。大学も多様な学部を持っており、それぞれ重点的に資本投下をする必要がある。
教育学部は、”一番金になりにくい学部”と聞いたことがあります。
ゆえに、設備投資や人的配置は要求は通りにくい状況があるようだ。
ここはやっぱり組合、団体交渉をしていくことなのだろう。

付属学校は大学職員になるため、団体交渉権、スト権はあるという解釈でよいのだろうか??この辺はもっと確認していこう。


③について、これも一筋縄ではいかないと痛感した。
多くの職員が「業務を減らす、精選するべきだ」との考えは持っているようである。
しかし、会議では長時間にわたる報告と重箱の隅をつつくような指摘や、根回しをしていない状況で、提案になっていないことがあったりと、長時間の会議が常態化していることは、なんとかして職員間の合意で改善できることであろう。

このようなことに注力している労力は本来なら、授業や教育活動にあてて、「主体的・対話的で深い学び」の実現に研究をしたいものである。

生徒、こどもたちにWELL-BEINGを望むのであれば、まずは自分の周囲の環境を改善し、よりよいあり方に向けて自身が手の届く半径5mの範囲から(坂本良晶先生が言ってましたっけ?)アクションしていきたい。

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