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ブロックで区切る

こんにちは、ザキです。

今日は、相場はモードについて説明したいと思います。


モードってなんだって思うかもしれませんが、

環境認識みたいなものです。

簡単に言えば、トレンドとレンジとか

エリオットで言えば、1波~5波だとかそういった話です。

そういった状況に合わせて、手法やインジの特性も変わってくるので、

今がどういった状況かということを言語化しようというのが今回の話です。


例えば、MAってレンジになると、ヨコヨコになりますよね。

じゃあ、ヨコヨコの時に、トレンドフォローのように、MAの下は売り、

MAの上は買いとやっていると、

結局レンジの真ん中でトレードすることになり、

レンジ戦略の基本の上から売って、下から買うという考えと逆行してしまいます。


反対に、MAが、ヨコヨコだからって、上から売る下から買うと一つ覚えでやっていると、急落の戻しなどの場合に巻き込まれます。

つまり、

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じゃあこの二つを分けるモードというのを作らなければなりません。

私はデイトレモードとスキャルピングモードを使い分けていて、

(と言っても私のスキャルは数時間持ちます

利確目標なども変えています。


どう分けるかって、結局、MAはおなじだから、テッペンからの

売りの強さを考慮に入れるしかないです。

あまりお勧めしないのが、レジスタンスなど、長期中期の概念で

モードを作ることです。

結局どの場所もどのくらい売りが入るかわからないので、

短期の強さを基準にした方が良いかなと個人的には思います。


具体的に言うと、V字で返したら、転換扱い

ダブルトップで返して、右が弱ければ、継続扱い

日足のプライスアクションで打消しが出れば、転換扱い

でなければ、継続扱い

200MAと乖離がおおきければ、転換扱い

小さければ継続扱い


などです。


こうやって、自分でルールを作り、いま何モードだなというようなことを

トレードする前に確認するようにします。

結構便利そうでしょ?



以前は流行ってよく見かけたのですが、

ロブブッカーのアリゾナルールというのがありました。

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これ。

買った方が良いかと言われると、

ちょっとよくわからない。

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ロブブッカーなら、これの方がいい。

あまり知られていないけど、読み物としてすごい面白い。

本が好きなら、買った方が良い。手法とかの話は一切出てこないです。


アリゾナルールは

800SMA,200SMA,62EMAの3つの並び順で、

相場状況を分け、エントリー手法も分けるというような内容です。


私はこれを見たとき衝撃を受けて、なんてわかりやすいんだ!と思いました

MAを複数使うというのが、私には合わず、

結局はエリオットで認識していますが、

この相場をブロックに分けて、手法を使い分けるというのはとても便利です。

レンジはどれだけ続くかわからないのだから、トレンド手法だけというのは、やはりつらいと思います。

(私はトレンド手法だけですが、利確目標を変えて対応しています。

4つくらいには分けた方が良いかなとおもっています。

ちなみに、アリゾナルールも4つに分けてます。

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こうやって分けて、

自分の使うインジがどうやって見えるのかというのを箇条書きにしていくといい。

例えば、モード1の場合は1Hの200MAはまだ下向きだ!とか。

モード3の時は、200MAにほとんど触れない、とか

モード4の時は、MAの向きはヨコヨコで、上昇より、下落が弱いとか


私の場合は、じゃあトレンドラインは?波引きは?日足のプライスアクションは?みたいに考えて、条件づけています。

3波と5波って同じ扱いでいいの?と不安になる人もいると思いますが、

エリオットは拡張波というものがあり、

7波動や9波動というのは描いたりします。

なので、3波以降は上がるとこまでついていくというのがいいです。

とはいっても怖いので、

私はトレールなどで、過熱感を失って、切られるまで持っているだけです


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どうだったでしょうか。

イメージ伝わったでしょうか。


モードを決めると、多通貨監視の時も、

有利なペアを選ぶことができます。

当日流れが変わることも多いですが。

こうやって少しずつFXに詳しくなっていけば、

あとは欲しい波を待つだけになりますよ。




では

今回はこれまで。

失礼します。

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