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氣づきの国語辞典「フン」編

糞→排泄物を田や畑に撒き、綺麗になら

す様子を表す象形文字だといわれている。

粉→「横線が穀物の穂、六点がその実、米」の象

形(「米」の意味)と「刀で切り分ける」象形から

米を砕き分けたもの、「こな」を意味する「粉」

という漢字ができた。

分→「刀で二つに切り分ける」象形から「わけ

る・時間を分ける(時間の単位)」を意味する

「分」という漢字ができた。

岩戸籠りの話。

速須佐之男命(はやすさのおのみこと)は天照大

御神に、「私の心が清く明るいので私の生んだ子

は女子だった。私の勝ちだ」と言って、勝ちに乗

じて天照大御神の耕作する田の畔(あぜ)を壊

し、灌漑用の溝を埋め、また大御神が新嘗の新穀

を食べる御殿に糞をしてまき散らした。

それでも天照大御神はそれをとがめずに善い方に

言い直したが、悪い行いは止まらず、ますますひ

どくなった。

天照大御神が、神聖な機屋(はたや)にいて、神

に献上する御衣を機織り女たちに織らせていたと

きに、速須佐之男命がその機屋の棟に穴をあけ

て、斑ぶち入りの馬を逆剥ぎにして落とし入れた

ところ、機織り女はこれを見て驚き、死んでしま

った。そして、天照大御神はそれを見て恐れて、

天の岩屋の戸を閉じて中に籠もった。

神様も辛いことがあったらひきこもる。

充電したらまた出てきて楽しめばいい!

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