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営業会議の行方

あるお店の営業会議に出席させていただきました。
お店と言っても3店舗を抱える飲食店グループです。
3人の店長とマネージャー、40代の社長が月1回集まります。

先月の売上報告、利益報告、人員の課題など報告は多岐にわたります。
今月、来月の売上予想、予算、そのためのイベント、キャンペーンなど
話し合うことはたくさんありました。
 
そんな時、見当違いな(?)質問をするのが私の悪い癖???
 
「昨日のお昼はどんなお客さんが来てましたか」
「最近あまり来なくなったり、よく来られるようになったお客さんはいますか」


 
こんな質問をすると、店長がどれだけお店に出ているかがわかります。
パソコンを前に数字を眺めている時間と、現場に立っている時間がわかります。
 
「どんなお客さん」という言葉も重要なようで重要でないような・・・。
 
むしろ、「あのお客さんが来なくなった」という気づきが大切です。
そのお客さんの姿、服装、顔を見て、その人の仕事は何なのか?
どこで働いているのか、そんなことに興味を持つのが大切です。
 
着ている服を見れば会社名が書いてあることもあります。
写真付きのカードを首からぶら下げている人も多くなりました。
聞かなくてもカードを見れば名前もわかります。
 
「どんなお客さん」といって、グループ分けして考えることを
否定するつもりはありません。
「あのお客さんは・・・」と考えることはとても手間がかかります。
 
しかし、手間のかかることを「めんどくさい」と言って放っておくと
どんどん仕事がつまらなくなります。
 
 
以前こんな記事を書きました。
 
誰でも、「仕事とはこんなに素晴らしい」と気づく瞬間があります
https://note.mu/kizukim/n/ndfb017222bfc?magazine_key=mc60732ff9f7d
 
そして、数と質、想像力という言葉をヒントに書いた記事は
 
大変な時代だからこそ想像力が必要です
http://ameblo.jp/kizukinoniiki/entry-12227197527.html
 
想像力を使えば、その重みが違います。
重みが違えば、その後の私たちの行動が変わります。
 
是非読んでみてください。
 
こういう話を書くと、3割の人はバカげていると言います。
5割の人は興味を持ちますが、やろうかやろまいか悩みます。
そして明日には忘れて、また違うことに興味を持ち始めます。
2割の人は、まずやってみようと明日から行動を起こします。
 
やってみて成功するとは限りません。
むしろ失敗は90%
でも失敗すれば、どこが悪いか、次はどうしたらいいか
ヒントがつかめます。
 
めんどくさい、めんどくさいと思いながら
何かひとつ動いてください。
 
こういう私も今、めんどくさい、めんどくさいと思いながら
ブログを書いています。
でもこれが今、私の血肉となっています。

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