見出し画像

ある弟クンの憂鬱

今日、風邪を引いて病院に行った。
平日だから親子連れが多いんだなと思って見ていた。

中に、小一くらいの男の子に付き添うママ。後ろにもう一人の小さな男の子。
診察室に呼ばれたママは小さい方の子にここで待っててと言ったのか、ちょっとその子が慌てている様子。
すぐにその子も付いてきた。

どうするかなと思ったら、「寂しいよぅ」と私の目の前で呟いた❗️なんて純粋で、ママの背中を見つめるその瞳の真っ直ぐなこと(/ω\)カ、カワイスギル❣❣
その後、怒られたりしないかなと思って隣の診察室の前で待つ様子をさりげなく伺っていた。

すると、2個ある椅子の一つにママが座り、その隣に弟クンが座った。あ、怒られなくてよかったなぁと一安心したのも束の間。
ママがその子に、お兄ちゃんがここ。とその子をどかせた。え!?そりゃまぁお兄ちゃんは病人だから。。と思いつつも、弟クン、ショックだよねと、どうなるかなと私は内心どきどき😅

「ここで立って待ってたらイイの?!💦」と、壁にもたれてちょっと拗ね気味に弟クンはママにアピール。でも、その言葉が終わる前にママは普通に、「ここに座って」と自分のお膝をポンポン(≧◇≦)キャー♥
弟クンは半分拗ねてたからか、ちょっとすぐには意味が分からなかったのか、そしたらママがもう一度お膝をポンポン。
ああ、もぅなんて素敵な光景😍

男の子は気づいてすぐさまママに向かって飛んで行き、お膝の前で小さく2回ジャンプなんかして見せて、乗せてという素振り(笑)どこまで甘えたいねん🤣と私の心の声笑
するとママは、脇から片手で抱えて膝に座らせてあげていた❤ 頼もしくも優しい母💗
なんだろう、、特別な視線も言葉も無いけど、その行動は当たり前に、大事に思ってるんだなぁと感じられて暖かかった。。。

そりゃそうだと思った。小さな男の子が、寂しいよなんて素直な言葉が出せるのは、普段からのそういう愛情表現があるからこそ。

ウチの20歳になる息子も、かつてはお姉ちゃんと私の取り合いをしていたのに、今は。。
だから、今はたっぷり甘えておいて、どんどん愛情を育てて欲しいなと思った🌸

小さい頃から子供に、大好き、大切、ありがとうなど優しく愛情を伝えてあげたり、小さな話もちゃんと聞いてあげることで、子供との信頼関係ができて、大きくなっても何でも親に相談できる子になりますね。
それが子ども達の大人になった時の自己肯定感の源になります。

子供の笑顔はかけがえのない宝物。
何があっても、自分自身を大切にする人に育てていけると良いですね😌🍀

もしも親を信じられない、愛せないと悩んでいるなら、、
愛は感じるものだから。
親でも愛情の無い親が、悲しいけどいると思う。そういう親はやっぱり感じる。。
子供への愛が無くて、自分のことばかりが大事なことを。
でも、必ずそういう親は最後に後悔する。だから、子供は、親は親と思うべきだ。
好きになれないなら親のことを嫌ってもいい。自分の道は自分で選べばいい。
大人になったら関係ない。自分が幸せになりたければ、絶対になれるから。

大丈夫。
あなたは、だからこそ、人を大切に愛せる人になれるから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?