見出し画像

みんな大好き石田彰 スタドラジオ編


アニメ「STAR DRIVER 輝きのタクト」は
2010年~2011年に夕方5時に
放送されていたオジリナルアニメ

dアニメで全話配信中

  
声優の宮野真守さんが主人公「ツナシ・タクト」
石田彰さんが、タクトの父「ヘッド」こと
「ミヤビ・レイジ」を演じられていました。
 

当時、アニメイトでは円盤1~9巻を全巻購入すると、アニメイトオリジナルラジオCDが特典として付くキャンペーンを行っており、そのラジオには石田さん、宮野さんがパーソナリティとして出演
 
最近になりそのCDを手に入れたのですが、
その内容がとても面白く、石田さんや宮野さんの演技裏話にまでおよんでいたので、今回ご紹介したいと思います。
 
 



Starr Driver輝きのタクト

銀河美少年アワーラジオ アニメイト出張版

出演/宮野真守&石田彰


StarDriver公式サイトより引用 

オープニング


宮野「爽快登場ー!!宮野真守です!
石田「綺羅星☆!!石田彰です


宮野「なんと…親子共演ですね」
石田「そうですね。
   番組オンエア内ではすれ違うような…
   触れ合うような…
   微妙な距離感を保ちつつ
   進行してましたけど…」
宮野「そうですね!笑 
   だから、こうしてお話できるのが
   とっても嬉しいです!」
石田「ありがとうございます…」
 

 
 

宮野「こうして2人っきりって
   ありましたっけ?」
石田「2人っきりで? うーん…」
宮野「ちょいちょいと、
   お話させて頂く機会は
   あったんですけど…」
石田「他のラジオ的な番組ではね」
宮野「ね!」
石田「何度かやらせてもらってますが、
   2人っきりは…」
宮野「初めてですよね」

石田「……”まあ、呑め!”」(急にキャラ化)
宮野「あはははは!」
石田「”お前も大人になったんだろう?”
宮野「  お 父 さ ん …!! 笑
石田「”楽しみにしてたんだよ”」
宮野「急に親父感でてきた!すげぇ!
   でも、呑めって差し出されたの
   水とラテ!
笑」

石田&宮野「あははは笑」

 
 

石田「スゴイ!
   特典ラジオとは聞いてましたが…
   全巻購入!」
宮野「そうです!」
石田「お金持ち~✨」
宮野「はははっ ヒュ~~♪」

宮野「このCDを聞いてくれてる方は、
   スタドラを
   めちゃくちゃ愛してくれてる方だと!

石田「そうですね」
宮野「愛が溢れてる方々に
   僕らの声を届けていると!」
石田「うーん…僕は息子に対する愛が
   たりなかったなと今反省してる


宮野「あはははは!」
石田「自分勝手でごめん…
宮野「あ!いきなりレイジの反省が聞けた!
石田「はははっ」 

宮野くんの素直な感謝に押され気味の石田さん
テレ隠しで、急に親父キャラになってみたり、反省してみたり。
 
 
 


ショートコント「颯爽登場!」


宮野「そういえば、僕久しぶりに言いました!
   ”颯爽登場!”
石田「そりゃそうでしょ!笑
   収録終わったら、なかなか言わないよね。
   友達と待ち合わせしてて
   ”颯爽登場!”って言ったら引くよね!
宮野「確かに!」
石田「あ、それか”颯爽登場”が
   様になる登場をすればいいのか!」
宮野「マジですか!?
   そこちょっと追求します…
石田「うわぁ…」

宮野「石田さんに認めてもらえるような
   ”颯爽登場”の仕方…
   スピード感も大事だと思うんですよね……
   ちょっとやってみてもいいですか…?

石田「はははっ やるんだ!
   わ、立ち上がった…」

宮野「見ててくださいね、お父さん!!
 

 
 

~ショートコント「爽快登場!」~

石田「もう、遅いなぁ…(父親風小芝居)
   約束の時間そろそろだぞ?
   遅れてくるんじゃないだろうな?」

宮野「 颯 爽 登 場!!!!!  
 

StarDriver公式Twitterより引用

石田さんに向けて
 全力の爽快登場をする宮野くん


(映像がないので分からないが、
 どうやらドアから後ろ向きで入ってきて
 勢いよくバッと振り向いたらしい…

 あきらかにラジオ向きではない)

宮野「どうでしたか?!僕 の 颯 爽 感 は!!
石田「いいですね!」
 

 
いつものように軽くボケてみたら、思いのほか宮野くんがノッてきてしまい、その勢いに押される石田さん。ボケの連鎖反応…!!

でも、このショートコントが良かったのか、2人の空気感が柔らかくなってその後は笑いながらじっくり話ができる雰囲気に。
 
 
 
 
 


親子関係の話


宮野「 五十嵐監督から個別に話があって…
   僕はヘッドと
   親子関係だと知らされておらず
…」
石田「僕は…最初の時点で実はそこはね…って
   教えてもらってました

宮野「ウワォ! やっぱり役を演じる上で
   必要な情報というのを…」
石田「それぞれの役者さんに合わせて…」
宮野「素晴らしいですね」
 

 
 

宮野「もっと親子関係掘り下げられるんじゃ…」
石田「いや…もしやろうとしたら、
   颯爽感も青春感のない
   ドロッドロの感じになりますよ?

宮野「だってツナシ家ひどいんだもん!
   お父さん
   タイムトラベラーになろうとしてる

石田「んふふっ」
 

 


  
 


リスナーからのメッセージ


宮野「リスナーからメールも届いてます!
 ” 今、このCDの事を知って慌てています… ”
 急いで書いてくれてるんだね♡
 ” ただのメッセージ送ってごめんなさい ”
 そんなことないよ、ありがとうございます♡

石田「内容ないね、ホントに…
宮野「コラッ! これからです!!
   思ったことズバズバ言うの
   やめてください!笑

 

ファンを大切にする宮野くんと
基本ツンな石田さんとの違いがわかるシーン
 
 


番組打ち上げで石田さんが挨拶?


宮野「石田さんが番組打ち上げの時に
   素晴らしい挨拶をされていて…

石田「はははっ」
宮野「僕、あれすごく印象に残ってて…」
石田「ありがとうございます!
   口からデマカセは得意です!
宮野「ははははっ 感動を返して!笑」
 

結局どんな挨拶をされたのかは語られなかったのですが、宮野くんはすごく感動した!と気持ちを込めて話されてました。


 
 


石田さんとミヤビ・レイジ


石田「自分の生きてきた経験と照らし合わせると
   『レイジのような親はありえない!』
   というのがどうしてもあって…。
   どうやったら、ここまで自分勝手な人が
   親として接するんだろう……
   と、心境が分かりづらかったんですよ。」

宮野「うん。彼の心境というかね。
   全然前へ進もうとしない…
石田「そう」
宮野「過去を繰り返えそうと…」
石田「そうなんだよね~」

石田「『 新しいことが生まれなくてもいいから
    良かった時代をくりかえしたい 』

    ……なんだそれ?!って」

宮野「そう!」
石田「でも…最近段々わかって来た。
   もう、これ以上
   年とらなくてもいいかなって♡

宮野「ははははっ」
石田「むしろ青春時代を繰り返したい!
   あっ レイジと同じこと考えてる!

宮野「あ!笑」
石田「ダメダメダメ…」
 

 
 
 


タクトに見えているもの


宮野「アフレコ現場で、石田さんがポロッと…
   『 タクトには何が見えてるの? 』って
   僕にお聞きになったんですよ」

石田「どういうシチュエーションだっけ?」
宮野「なんかね、最終回で…
  『 僕には見えている 』
石田「あ!そっかそっか…その台詞」

宮野「で『 一体何が見えてるの? 』
   って言われて、はっとして…
  『ただただタクトって
   まっすぐ向かっていくなかで
   ” 確定 ”したものはないけど
   ” 確信 ”はあって… 

石田「うんうん…」
宮野「輝ける未来を思い描いているから
   そこにただ向かっていくっていう

   だけのことなんです。』
   みたいなことを言った時に
   石田さんが『 あーなるほど… 』
   なんつって…」
石田「ふふふっ」
宮野「そんな会話したときに、
   進むのをやめた
   お父さんとの空気感を感じて…

   お芝居をしてる上で
   刺激になったというか

 
 
 

石田「あ~…今、段々思い出してきて、
   若さ特有の…」
宮野「そうそうそう!」
石田「これから先、なにかがある!
   自分のなりたい姿がある!

   それが実現可能かどうかっていうのは、
   周囲の大人は心配するけれど
   『 でも、やりたいんだ! 』
   っていう気持ちの方が
   勝ってる時期ってあるじゃないですか。
   それが ” 自分に見えているもの ” 
   希望とか…象徴的にいえば、光とか…

宮野「その象徴的なものに
   向かっていきますよね、若い時って」

石田「『 あ、そうか…そうだよな 』
   って思うんだけど、
   自分が実年齢として親世代になってるので
   10代の人が『自分には見えている』
   って言った時に
  『本当に見えているのかい?』みたいな」

宮野「あ~~…」

石田「『 君が見ているものはなに?
    それは具体性があるの? 』

   っていう発想がポンっと
   頭にきちゃうんだよね」

宮野「あ~…」

石田「それで
  『タクトは何が見えてるんだろう?
   その見えてるものを大人に説明して、
   大人を説き伏せられるのかな?
   その説き伏せられるものがあるなら、
   ぜひ教えて欲しい!』
   
っと思ったんですよ。」

宮野「なるほどね~」

石田「で、僕の子供役ではあるけれど、
   社会人になってしまってる
   宮野くんに
…笑」
宮野「ははははははっ!」
石田「『 君は何が見えてるの? 』っていう風に
   聞いてしまったんですよね…」

宮野「いや、なんか……
   自然と答えをだしてた気がしましたね…
   タクトとして


石田「感覚…なんだろうね。あの台詞って」
宮野「うん…」
 

つい親側の気持ちで考えてしまう石田さんと
自然と10代の「タクト」として考えた宮野くん
 
それぞれ役に入り込んで得た「答え」みたいなものが垣間見えた深いお話でした。

 
 
 


2人の銀河美少年時代


宮野「リスナーからのお便りです!
   ”こんにちは!お2人の
   銀河美少年時代を教えてください!

   宮野さんはライブなどでは
   今でもまさに銀河美少年という感じですが

   石田さんは絵を描くのが
   とても上手だとか!
”」

石田「まーねー!(ドヤァ)

宮野「ははははは!」
石田「そこそこ上手いよ!
宮野「”まさにヘッドな感じです”だって」
 

 
 

宮野「こんなこと聞いてあれなんですけど…
   趣味って……あられますか…? 笑」

石田&宮野「あはははは!!」

石田「なにこれ、お見合い??笑」
宮野「あの、ご趣味は…?笑」
石田「” えっと…お茶とお花とぉ ”(女声)」
宮野「嘘だ!!笑」
石田「” えっと… 映画鑑賞♡ ”」
宮野「かわいいい!!笑」
 

 
 
 

宮野「趣味っていえば…
   石田さんがバイクで
   ブィーンと颯爽登場する姿
   格好良いですね!」
石田「ありがとう!
   じゃあ、今度止まった時に振り向いて…
   (冒頭のショートコント真似)」
宮野「ふふふっ  振り向きざま、
   『 おはようございます! 』って笑
   今度現場でやってください!」
石田「ははは!」
宮野「今一緒の、あの現場で…」
石田「じゃあ、宮野くんの入りを待って」
宮野「あははは! ”颯爽登場!!”
 


 
 
 


妄想キッスのコーナー


 ~リスナーより妄想投稿 ~
『 深夜のコンビニでバイトしてる彼女…
  誰も来てくれない時間…
  2人、レジの後ろに隠れて… キッス♡ 』

 
 

石田「妄想働いてますねぇ…
   現実にはありえない!」
宮野「はははは!
   でもバイトの関係の
   こういうの憧れません?」
石田「でも、残念…
   なかなか女の子は
   深夜シフトにいれない!

宮野「はははははっ!!現実味!笑」
石田「もうね…男同士だよ? 現実は」
宮野「危ないですからね…」

石田「相手、もしかして男の子?
宮野「はっ……!?

宮野「それはたしかに書いてないから…」
石田「…あ、ちゃんと
   ” 彼女 ”って書いてある 笑」
宮野「ははははっ」
 

この他にも「夜に指輪プレゼントでキッス♡」など面白い妄想ネタが。お2人爆笑されながら、コーナーやられてました。
 
 

 
 


エンディング


宮野「いかかですか?
   久しぶりにスタードライバーに触れて」
石田「久しぶりにいっぱい喋れました。
宮野「あはははは!良かった!」
石田「こんなに喋ることあるんだ、俺って。
   
頑張った」
宮野「なんか嬉しいです!」
石田「いやいや…楽しかったですね」
宮野「楽しかった~」

石田「宮野くんと
   お話ができて嬉しかったです…
✨」
宮野「えーーー!ありがとうございます!!

 
 

宮野「石田さんと親子ができるって、
   こういう設定がないと
   なかなかないじゃないですか?」
石田「そうだね。僕はもう43だけど、
   親の役がほぼない、99%ない
宮野「だから僕は貴重な体験をさせて頂いたと」

石田「” 数少ない 息子 だ…✨ ”」
宮野「わあぁぁ!お 父 さ ん!!!

石田&宮野「あははははっ!」
 

 
石田さんって基本お世辞を言わない方なので、今回のラジオで宮野くんと話せて本当に楽しかったのではと。 あと、お二人の笑いのテンポというかツボが似てるなとも思いました。
 
演技のお話もとても深かったので、
今度、朗読劇にお2人で参加してほしいですね。
2人の生の演技をがっつり見てみたい!と思いました。 
 
 
 
 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?