また、寝つけなかった

あぁ、夜が明ける。
明ける必要などない。
草木は枯れる、ともに私は朽ちたい。
朝日を浴びると幸福を感じることができるらしい。
溶けてしまう、やめてくれ。
まだ、やり残したことが、たくさんあるのだ。
もっと時間を、この夜の静寂をくれ。
あぁ、夜が明ける。
今日が、また来る。


寝る前に、スマホを見たりすると頭が覚醒して眠れなくなるとか言う。
色々と小難しい理屈が書かれているが、概ねその通りなのだろう。
夜が明けなければ、金で買える自由を求めて働く必要もないし、何より無理して寝る努力をしなくていい。
昼夜逆転の生活は心地のいいものだ。
しかし、そのような素晴らしい生活を送ることは禁忌とされているのが、私の住む世界である。
世知辛いというやつだ。
睡眠導入剤が効いてフワフワしてくる辺りの感覚は最高だ。
現実と夢幻の間にいる感覚が得られる。
全知全能の神にでもなったかのようだ。
残念ながら、これは危ない薬物中毒者の発言だ。
見なかったことにしていただこう。

せっかくだ。
最後に明日の私に課題を与えよう。
神について、思うこと考えることを述べよ。
この場で語ってみたくもあるが、眠気がいい感じに襲ってきている。
明日の私に期待することとしよう。
とはいえ、明日も投稿するとは限らないが。


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