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おばあちゃんの芋まんじゅう

Le 20 octobre

今日はごみ収集車の音で目が覚めた。目覚めは今週一悪い。

昨日の夜、珍しく全然寝付けなかった。だらだらとYouTube見てたら朝の4時。聴くとすぐ寝れるという睡眠用音楽流すけど、全然寝れない。多分来週にある就職試験が不安で寝れないのか、あるいは画面の見過ぎで交感神経が優位になってたんだろう(こちらが有力説)

いつのまにか朝になってた。いつもは大好きな朝日が嫌になるくらい明るい。明るすぎる。なのに体は冷たい、寒い。
布団を被って二度寝しようとたくらんだけど寝れない。なんか萎えた。

4時間睡眠で今日を迎えることになった。
そんな憂鬱な気分は、おばあちゃんの朝ごはんで一変するのだが。

一泊だけどおばあちゃん家に来てた。私が泊まると朝ごはんに毎回大好きなかぼちゃの味噌汁作ってくれる。正直この味噌汁のためだけに帰ってる気がする。かぼちゃ、玉ねぎとお豆腐のシンプルな味噌汁。かぼちゃの激甘さがポイント。そしてなぜか豆腐は箸で持てないくらい崩れてる(笑)

ラビット見てたらいつの間にか10時が過ぎてた。かぼちゃの味噌汁効果で気分は良くなっていたのに、友達と一緒に行くはずだった野球のチケット予約合戦に負けてまた萎えた。開始5分で売り切れるとか〜〜〜〜!日本シリーズ人気なめてました。

そんな雰囲気の私を見かねたおばあちゃん。
「お向かいさんに沢山もらったから芋まんじゅう作ろうか」

最初は乗り気じゃなかったけど、おばあちゃんが作る芋まんじゅうもこれまた美味しいのである。食べ物にしか目が無い私。うんしか言えなかった。

今日はおばあちゃん特製芋まんじゅうの作り方を記録に残します。


材料


・さつまいも(多分1kg)
・上白糖(どっさり)
・小麦粉(やんわり) 

(何グラムとか測る概念がないらしい。「どのくらい?」「これくらいよ」しか言われなかった)

・蒸し器と裏ごし器も


作り方

①芋の皮を剥き、割とざっくり切る。

②鍋で茹でる。

③つぶす。
この時、繊維がある芋だったら裏ごしすると良い。

④芋を6:4で分ける。6が餡で4が皮になる。
餡にする用のつぶした芋にまじでどっさり砂糖を入れる。おばあちゃんビビるくらい入れてた。ここは自分の甘さに従って調節すること。鍋で温めながら混ぜる。

皮用のつぶした芋にも砂糖を加え、小麦粉も追加。量は芋の表面が見えないくらい。

⑤餡の芋を丸める。そして手で伸ばした皮の芋で餡を包む。

⑥蒸し器で10分。完成!



芋しかない芋まんじゅう


芋の季節。スーパーやコンビニでどんな芋スイーツも食べてきたけど、
やっぱり最後に選ばれるのはこの芋まんじゅう。しかも割と簡単。
これは自分で作れるようになって、自宅でもいっぱい食べたい。


今年73歳のおばあちゃん。最近ひやっとすることが多い。
弟の部活終わり。車で迎えに行く途中、山道で迷ったらしい。
その話を1日3回話してくれること。

買ったことを忘れてまた買う、の無限ループでたまりまくっている大人のふりかけ。

冷蔵庫に貼られている山崎パン祭りシール。応募台紙を探して応募するらしいけど、それ2021年春用のシール。

認めたくないけど、認めないといけない現実がそこにある気がする。
でも今はとにかくおばあちゃんと過ごせる時間を大切にしたい。その一環として、料理を教えてもらうことにした。ここにはおばあちゃんのお料理レシピを記録していこうと思う。

次回の料理は多分、あったかにゅうめん!
Bize!




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