小学校教師じゃっく

小学校教師。先生方が働きやすく、働きがいのある学校を目指し、教務主任として奮闘中。民間…

小学校教師じゃっく

小学校教師。先生方が働きやすく、働きがいのある学校を目指し、教務主任として奮闘中。民間企業での経験あり。過労による療養休暇経験あり。【学習中】カウンセリング、教育相談、コーチング 【資格】公認心理師、中学校(社会)教員免許、小学校教員免許

最近の記事

避難訓練② 地震

前回、火事の避難訓練について書きました。 今回は、地震の避難訓練について。 教室にいる場合、机の下に頭(余裕があれば防災頭巾を被る)を隠し、机の脚を手で掴みます。 教師は、窓は開け、カーテンを閉め、電気を消します。 体育館など広いところにいる場合は、中央に集まります。 揺れが収まったら、防災頭巾や帽子を被って、外に出ます。 常に、教師が近くにいるとは限りませんので、これらを自分で判断できるようにしなければいけませんね。

    • 避難訓練① 火事

      4月に入ると、避難訓練を行う学校が多いと思います。 理由は、早い時期に1年生が避難経路や方法を確認できるようにするためです。 防災頭巾を被り、ハンカチで口元を覆います。 窓は閉め、カーテンは開けます。 そして、「おかしも」を守ります。 お…おさない、か…かけない、し…しゃべらない、も…もどらない 訓練と言っても、真剣勝負です。

      • 遊具② 人気の遊具

        前回、消えた遊具について書きました。 今回は、人気の遊具について。 今も昔も変わらずに人気なのは、ブランコです。 時には、1年生と6年生が取り合いをしてるなんてことも…。 最近では、危険という理由で「立ちこぎ」は禁止となっていますが、それもどうかなぁと思っています。 本来は、実際に怪我をして学ぶこともあるでしょうが、怪我への責任を求める一部の保護者がいるために、学校としては禁止にせざるを得ないのが現状です。 みなさんは、どう思いますか?

        • 遊具① 消えた遊具

          私が小学生の頃にはあって、今の小学校には無い遊具があります。 有名なのは、回旋塔でしょう。 大きな傘のような形で、グルグルと回転する遊具です。 端につかまって、勢いよくグルグル回ると、身体が宙に浮きます。 勢いよく回し過ぎると、つかまった手が離れ、飛んでいってしまう児童がいました。 今では、それが「危険」ということで、ほとんど見られなくなりました。 少し残念ですね。

          ラーケーション② 体験活動の中身

          前回、ラーケーションの意味について書きました。 今回は、体験活動の中身について。 「博物館や水族館に家族と行く」 「大学や研究所などに学びに行く」 「家族や周りの大人に職業についてインタビューをする」 結構、何でもありです…。 どんなことでも、それをどう生かすかで、学びになりますからね。

          ラーケーション② 体験活動の中身

          ラーケーション① 意味

          ラーケーションとは、ラーニングとバケーションを合わせた造語です。 平日に児童が休みをとって、保護者とともに体験学習を行える、という制度です。 これまでなら「欠席」だったところ、1年間で数日(自治体で決まっている)までなら「出席停止」扱い(欠席ではない)になります。 土日が休みでない保護者も増えていますので、時代に即した制度だと言えそうです。

          ラーケーション① 意味

          授業参観④ 学年懇談・学級懇談

          前回、授業参観の実施日について書きました。 今回は、学年懇談や学級懇談について。 授業参観が終わって児童が下校した後、学年懇談や学級懇談を実施することがあります。 懇談では、学年職員や担任が保護者の方々に対して、教育方針やこれまでの子供達の様子を伝えます。 時には、保護者同士がつながれるよう、ちょっとしたアイスブレイクを実施することもあります。 保護者の方々からすれば、普段なかなか分からない学校での子供達の様子や、担任の様子を知ることができる機会となっています。

          授業参観④ 学年懇談・学級懇談

          授業参観③ 実施日

          前回、授業参観の保護者からの視点について書きました。 今回は、実施日について。 授業参観と言えば「土曜日」というのが定番でしたが、最近では平日に行うことも多いです。 以前に比べ、土曜日実施だと「スポーツクラブの大会があるので休みます」とか「家族で出かけるので休みます」という家庭が少しずつ増えている印象です。 もはや、「学校が予定の最優先」という時代ではなくなってきているのです。

          授業参観③ 実施日

          授業参観② 保護者からの視点

          前回、授業参観での授業の内容について書きました。 今回は、保護者からの視点について。 同業者なら話は別ですが、保護者の方は基本的に自分の子供しか見ません。 自分の子供が頑張っているか、担任の先生との関係はどうか。 普段、学校での様子がほとんど分からないですからね。 そういう意味では、授業参観は、子供の学校での様子を知る貴重な機会となるのです。

          授業参観② 保護者からの視点

          授業参観① 授業の内容

          この週末や次の週末に、授業参観を行う学校が多いと思います。 担任がまず考えるのが、授業の内容です。 何の教科にするか、どのような授業にするか。 定番は、国語での音読や学習内容の発表、音楽での発表、道徳での討論などです。 道徳では、保護者を巻き込んだ討論の授業をする先生もいます。 保護者を巻き込む場合、かなりのスキルが必要ですが、やってみる価値はありますね。

          授業参観① 授業の内容

          初任者② 講師経験者

          前回、2週間を経過した初任者について書きました。 今回は、講師経験者の初任者について。 (講師についてはこちら) 同じ初任者でも、講師経験者は、初めて教壇に立つ初任者とは違って、やはり安心感はあります。 また、採用1年目に実施される初任者研修を免除される場合もあります。 教師不足が叫ばれる中で、現在では採用年齢もかなり上がり、定年の1年前まで採用可となっています。 初任者と言っても、フレッシュ(?)な教師ばかりではないのです。

          初任者② 講師経験者

          初任者① 2週間経過

          4月から教師になった初任者が教壇に立って、2週間が経過しました。 初任者のほぼ全員が、理想と現実のギャップの大きさに、大なり小なり落ち込んでいるのではないでしょうか。 大抵の職種は、研修期間を経て現場に出たり、先輩社員に同行したりして、少しずつ仕事を覚えていきます。 その点、教師は初日からいわゆる「先生」として1人で子供達の前に立つのです。 できないことが多くて当たり前です。 そこをいかに周りの同僚や管理職が支えていくか。 学校全体の力が試される期間でもあります。

          初任者① 2週間経過

          家庭確認② 得られる情報

          前回、児童の家の場所確認について書きました。 今回は、家庭確認で得られる情報について。 大きく2つあります。 1つ目は、通学路がどのようになっているかの確認で、危険箇所などをチェックします。 2つ目は、家庭の雰囲気です。 玄関付近を見るだけでも、何となく家庭の様子が伝わります。 特に、家庭的に何かしら問題がある場合、それが家の雰囲気に表れています。 そこで得られた情報も、児童理解にとても役に立つのです。

          家庭確認② 得られる情報

          家庭確認① 場所の確認

          4月中に家庭確認を行う学校が多いと思います。 担任する児童の、家の場所を確認するのです。 以前は、面談のように時間を決め、家庭に上がって少しお話をしていたこともありました。 今は、働き方のスタイルも多様化したため、家庭に上らずに、家の場所を確認するのみです。 万が一の時に、すぐに家に行けるように、しっかりと位置を確認します。

          家庭確認① 場所の確認

          1年生の様子⑥ 清掃指導

          前回、下校指導について書きました。 今回は、清掃指導について。 1年生はまだまだ身体も小さいため、机や椅子を運ぶのは大変です。 そこで、6年生が1年生の教室に出向き、お手伝いをします。 5年生の時は、掃除をサボりがちだった子も、1年生を前にすると一生懸命に手伝います。 1年生にとっても6年生にとってもWin-Winの活動になるんです。

          1年生の様子⑥ 清掃指導

          1年生の様子⑤ 下校指導

          前回、学校探検について書きました。 今回は、下校指導について。 1年生は最初の数週間、通常より早めに下校して、下校にも慣れるようにします(初めての学校生活で、疲れを溜めないようにするためでもあります)。 慣れるまでは、保護者の方に下校ルートの途中まで迎えに来てもらいます。 そこで、下校指導で付き添った教職員から、保護者へと引き渡されます。 1年生は、保護者の姿を見つけると嬉しそうに笑って「さようなら」を言います。

          1年生の様子⑤ 下校指導