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あなたの一文で読者の人生が変わる!理解・共感・行動を促すアドバイス文の書き方3選

人にアドバイスをするときは、シンプルで具体的な言葉を使えば使うほど、すぐに行動に移してもらえる可能性が高まります。

あなたの周りでも、指示やアドバイスがわかりやすい上司は言っていることがシンプルで具体的ではないでしょうか?

わかりやすい指示のおかげで、こちらもすぐに行動できますよね。

逆に、アドバイスがわかりづらい上司の言葉は理解する段階でそうとう大変。聞き入れる聞き入れない以前の問題です…

なお、単純明快なアドバイスほど人に聞き入れてもらいやすく、逆もしかりなのは、上司からの言葉だろうが文章だろうがまったく変わりません。

そこでこの記事では、読者を即行動に駆り立てられる単純明快なアドバイス文の書き方を紹介します。

読み終えた頃には、人の心を動かし、読者を行動に駆り立てるアドバイス文の書き方が身に付くはずです!

\記事の主な内容/
✅読者を行動に駆り立てるアドバイス文の書き方3選
✅優れたアドバイス文がたくさん載ったベストセラー書籍3冊を紹介(ノウハウを盗んで使える)
✅アドバイス文の上達には、優れた文例をおぼえるのがベスト

聞き入れてもらいやすい!単純明快なアドバイス文を書く方法3選

先述のとおり、人にアドバイスをするときは単純明快な表現をすべきです。
アドバイス文を単純化・明快化するには、次の3つの方法が有効です。

  1. 数字を使う

  2. 歯切れよく言い切る

  3. ツッコミどころのないアドバイスを心がける

どれも、筆者が数十人のプロライターさんの文章を読み漁って盗んだノウハウです。

順にご説明いたします。

単純明快なアドバイスをするテクニック①数字を使う

数字を使えば、抽象的でわかりづらいアドバイスが具体的でわかりやすくなります。

たとえば、おいしいカルピスの作り方を例にすると次の通りです。

〇 良い例
「夏にすっきり飲めるカルピスを作るには、水は原液の6倍入れて!」

✖ 悪い例
「夏にすっきり飲めるカルピスを作るには、水をいっぱい入れて!」

良い例は、具体的な数字があるので誰が指示に従っても同じカルピスができます。

一方、悪い例は3倍の水を入れる人もいれば、10倍の水を入れる人もいます。

なにより、わかりづらいアドバイスなので、カルピスづくり自体が面倒になってやめる可能性もあるかもしれません。

文章でアドバイスを書く場合もそれは同じで、わかりづらいアドバイスのせいで読者が記事から離脱してしまう場合があります。

数字を使って、どんな人でもわかりやすいアドバイスを心がけましょう。

単純明快なアドバイスをするテクニック②歯切れよく言い切る

アドバイス文を作るときは、思い切って断定口調で「言い切ること」が大切です。

〇良い例
時短家電を買ってください。必ずです。浮いた時間を仕事にあてれば収入はアップします。

✖悪い例
時短家電を買えば、収入がアップするかもしれません。浮いた時間で仕事ができるからです。
時短家電を買うのがオススメです。浮いた時間を仕事にあてれば収入がアップします。
時短家電を買うのがベター。浮いた時間を仕事にあてれば収入がアップします。

良い例のように自信をもって言い切ることで読者の迷いを断ち切れます。
それに、強い言い方なので、単純にインパクトが強く、読者の頭に残りやすいです。

こうしたアドバイス文を書くテクニックとしては、気が強い人が大声で語気荒く言っているようなイメージで文章を書いてください。

逆に、悪い例のように断定口調ではなくフワッとした言い方は、読者を迷わせることになります。

それに、インパクトのない弱い言い方なので、読み飛ばしされるリスク・読者の頭にアドバイスが残らないリスクがあります。

「おすすめ」とか「ベター」とかで保険を残して逃げるのではなく、歯切れよく「〇〇してください」と言い切ってこそ、読者は判断基準が明確になり、行動を起こしてくれやすいです。

単純明快なアドバイスをするテクニック③ツッコミどころのないアドバイスを心がける

アドバイスをするときは、読者が不安や疑問(ツッコミどころ)を感じない言い方にすべきです。

ツッコミどころのあるアドバイスは、聞き手があれこれと思い煩い、脳のリソースを奪い、行動意欲をそぎます。

たとえば、入社したばかりで会社の先輩に「明日の〇〇さん(よく知らない人)の飲み会には顔を出しておいたほうがいいよ」のようなアドバイスを急にされても、疑問だらけ・不安だらけになりませんか?

「いいよと言える理由は?」「自分の性格を考えた時、飲み会からうまくいく自信ないよ?」「その〇〇さんは本当に重要人物なの?」など無限にツッコミを入れたくなるはずです。

一方、「明日の〇〇さん(よく知らない人)の飲み会は顔をだしておいたほうがいいよ、いつも暗黙の了解で全員参加だから」と言われれば、思うところはあっても参加が正解と思えるはずです。

ツッコミどころを強く感じられるアドバイスをした時点で、読み手・聞き手は行動に移すどころか不信感さえ抱きます。

だからこそ、相手を納得させられる根拠やエピソードを添えてアドバイスをすべきです。

今すぐパクれる!効き目のあるアドバイス文をしているベストセラー書籍を紹介

人の心を動かす上手いアドバイス文を書けるようになるには、優れたライターからノウハウを徹底的にパクるのが早道です。

個人的にオススメなのは、「このアドバイス、めっちゃわかりやすい!」とか「心がゆさぶられた!」と思った文章をそらんじられるほど何度も繰り返し読み、その型を盗むという方法。

九九と同じで、そらんじて言えるほどになれば、自分が文章を書くときも盗んで得たアドバイス文の型を自由自在に使えるようになります!

以下より、筆者がアドバイス文のノウハウを徹底的に盗んだベストセラー書籍を3冊紹介します。

①セールスコピー大全 見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方(著者:大橋 一慶)
シンプルなアドバイス文が多く、読者にとっては理解・共感・行動までがスピーディに行いやすい

②超コミュ力(著者:田村 淳)
どんな練習をすればコミュ力が上がるか?が著者の人生経験からかなり具体的に書かれている
具体的な情報をもとにしたアドバイス文の書き方を盗むのに適した本

③多動力(著者:堀江貴文)
力強い言い切りでアドバイス文が書かれていて、行動意欲をグッと高めやすい
自信もってアドバイスすることで、読者に強い影響を与えることがわかる本

ぜひ、気になる1冊を手に取っていただき、アドバイス文を極める第一歩としてください!

まとめ

できるだけシンプルで具体的、要は単純明快なアドバイスをしてこそ人を行動に駆り立てることができます。

人は、①理解→②共感→③行動の順でアドバイスを聞き入れてアクションを起こすのがふつうです。

だからこそ、スピーディに理解・共感をしてもらい、サクッと行動に移してもらうには、やはり単純明快にアドバイスをするのが鉄則です。

具体的なテクニックとしては、次のものがありますので使ってみてください。

  1. 数字を使う

  2. 歯切れよく言い切る

  3. ツッコミどころのないアドバイスを心がける

あなたのアドバイス文が飛躍的にわかりやすく読者を行動したくなるようなものになるはずです。

アドバイス文を磨きぬき、あなたの文章で人の人生を好転させましょう!


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