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「定年退職後、『これからの教育に言いたいこと』~週刊ほっこり話⑮~」

今日のテーマは、「これからの教育に言いたいこと」です。
 
今日のテーマ「これからの教育に言いたいこと」ですが、
常日頃から、強く思うことがあり、投稿します。
 
もう40年以上も前の話です。大学に入りたての頃、気楽に稼げるからと、家庭教師のアルバイトをやっていました。まじめな子どもで、私のような若い大学生の話もきちんと聞く子でした。
お母さんも優しい方で、教える時間が終わると、いつも丁寧にお茶を出してくれました。
 
ある日のこと、私は、先生が朱書きした内容に、間違いを見つけ、少し先生の悪口めいたことを言ったことがありました。たまたま、お母さんが、お茶を出していたタイミングと合って、そのことが聞かれてしまいました。
 
帰り際、お母さんからこう言われました。「先生、子どもの前で、学校の先生の悪口を言わないでください。これから学校で、先生の言うことを聞かなくなります」
きっと、お母さんは、先生と生徒の間の信頼関係が、学ぶ上では、一番大事だということを、言いたかったのだと思います。
 
昨今、先生方を悪く言い過ぎる報道や批判しすぎる教育評論家が目につきます。
コロナ過の時期は、コロナ感染防止のために、自分自身も感染の危険を感じながら、毎日、子どもたちのいすや机、トイレ掃除をしている先生方も大勢いらっしゃいました。
 
先生方をあまり悪く言い過ぎないような報道をしてほしいなと思います。それは、何よりも、子どもたちのためになると思うからです。
 

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