差別をしている意識がない、働くことと動くことの区別がつかない元毎日新聞の宮原健太さん
宮原健太さんは毎日新聞をやめた若手の記者さんです。
彼は記者クラブメディアをやめても、記者クラブ制度は大好きです。
そして夜討ち朝駆けといった記者クラブメディアの悪癖も大好きで、夜討ち朝駆けやってきた俺たち記者はよぅ、とイキっています。
ツイッターで記者クラブを批判したら「では戦前のディストピアへどうぞ」、です。
記者クラブが報道と言論の自由を阻害していることを新聞記者として自覚がない、残念な人です。
記者クラブが戦前戦中の大政翼賛会同様に政府や行政と癒着して非会員の媒体やフリーランスを取材機会から排除して、自分たちが情報を独占して甘い汁を吸うシステムだとしらないのか、知っていてバックレているのか、いずれにしてもジャーナリスト失格です。
まあ、高山正之やらフリーになっても記者クラブ礼賛する阿呆は多数おります。
老害高山正之の駄文をそのまま載せる週刊新潮の宮本太一編集長の見識
https://kiyotani.seesaa.net/article/202004article_3.html
ざっくり言えば、記者クラブは白人至上主義と同じです。記者クラブの記者は白人、それ以外の媒体やフリーランスは有色人種です。
自分たちは白人であるから優秀であり、有色人人種を支配、差別する権利があるというのと全く同じです。言っていることはいなか白人の差別主義者と同じです。俺たちは新聞記者だ、だから雑誌やフリーランスよりも偉いのだ。優れた新聞やテレビこそが取材を独占して蒙昧な大衆を啓蒙してやるのだ、と(笑
彼らが人種差別や差別問題を批判するわけですから噴飯です。
そしてその「白人」の地位や権利を失っても白人至上主義を捨てきれない哀れな男が、宮原健太です。自分が差別される側というのが理解できない。あれこれ取材対象があってくれたのは毎日新聞の代紋があったからです。
宮原健太さんは、記者会見も、クラブ向けのレクチャーも出られませんし、国会記者証もないので自由に官庁に出入りすることもできません。
それでも記者クラブ制度は正しいのだ!と仰るわけです。
そして夜討ち朝駆けをしてきた自分に陶酔しています。まるで昭和の熱血記者です。でももう、令和の御代ですぜ。
夜討ち朝駆けというのは一種のストーカー行為です。あるいは無能な昭和の営業マンの営業です。若い頃いた広告会社の社長が元電通マンで、客があってくれるまでずっと客先にいて待っていたと自慢話をしていました。
ですが、客にしてみれば合う必要がないのに、アポ無しで押しかけて何時間も待つというのは仕事を妨害されているだけです。そして仕事を発注すればその営業マンがじっと待っていた人件費を乗せて請求書が回ってきます。
「働」くという字は「動」に人偏がついているわけです。働くということはすべからく、
インテリジェンスが必要なわけです。単に動くのは働くとはいいません。動いて俺は徹夜したんだ、休日も潰して取材しているのだ、と熱血ぶるのは単なるオナニーです。宮原健太さんのいっていることは、俺は一日何回もオナニーしているんだ、と世間に向かって叫んでいるのに等しいわけです。
そしてオナニーだけで住めばまだいいのですが、得てしてそうして取材対象の懐に潜り込むと「癒着」が起こります。特に宮原健太のような政治部記者にはそれが多い。そして意図する、しないを問わず、政治家や官僚の走狗となりがちです。
サツまわり、はそうやって情報をもらいますから、警察の批判はできなくなります。
犬が餌付けされるとの同じです。
ですから警察の主張を疑わずに載せる。それで松本サリン事件のような冤罪が起こるわけです。岡っ引きよろしく、お上の以降をかさにきて、裏も取らずに容疑者=犯人のように
報道して無罪の人間を叩く。日本で冤罪が多い由縁です。
そして容疑者はもちろん、被害者の家族の自宅まで大挙して「夜討ち朝駆け」で押しかけるという人権侵害も平気でやります。
夜討ち朝駆けがすごいというなら、何で夜討ち朝駆けをしていなかった立花隆がロッキード事件をすっぱ抜けたのでしょう。後に政治部の記者たちは、あれは俺も知っていたといいっていたそうですが、それは権力と癒着していた証拠でしょう。こんなものはジャーナリズムではありません。
黒川検事長、「賭けマージャンで辞職」の衝撃度
問われる検察とメディアの「不透明な関係」
https://toyokeizai.net/articles/-/351769
>「官邸の守護神」とも呼ばれてきた東京高検の黒川弘務検事長が辞職することになった。
緊急事態宣言下の5月1日と13日に、黒川氏が懇意の記者の自宅マンションで賭け麻雀に興じていたことを、5月21日発売の週刊文春が暴露したためだ。安倍晋三首相の意向も踏まえた事実上の更迭となるとみられる。
>週刊文春は「黒川弘務検事長は接待賭けマージャン常習犯」との見出しで大々的に報じた。グラビアを含めて9ページにわたる記事は、麻雀を終えて5月1日未明にマンションを出る黒川氏らの写真付きで、「言い逃れができないスクープ」(自民幹部)だった。
>他の3人のメンバーは黒川氏と親しい産経新聞記者2人と朝日新聞社員とされ、朝日新聞は「不適切な行為」と謝罪。産経新聞は「不適切な行為があれば、適切に対処する」とコメントした。
>東京都の小池百合子知事が不要不急の外出自粛を呼びかけ、安倍首相も人との接触8割減を強く求めていた緊急事態宣言下で、黒川氏と新聞記者が麻雀卓を囲んでいたことで、検察と報道機関の不透明な関係も一気に表面化した。
>黒川氏と大手新聞の記者らが未明まで麻雀に興じたうえ、黒川氏は産経新聞の用意したハイヤーで帰宅したとされる。それは「癒着以外の何物でもない」(司法関係者)のは明らかで、部屋に4人が密集して麻雀卓を囲むのは「3密」の典型だ。
>刑法上は賭けが少額でも賭博罪に該当し、国家公務員の倫理規程にも抵触する可能性がある。当事者である新聞社の対応も含め、「新聞報道への国民の信頼を踏みにじる」(有識者)との批判は免れない。司法担当記者の間では「黒川氏の麻雀好きは昔から有名だった」(通信社記者)とされるが、本来の司法とメディアの緊張関係を無視するような双方の姿勢は、「国民の知る権利を奪いかねない事態」(政界関係者)とみえる。
>21日朝刊の報道ぶりも「何やら及び腰で、切れ味の悪さが目立った」(有力大手紙OB)のは否定できない。当事者となった朝日新聞は「黒川検事長が辞意」と1面トップで大きく報じ、社会面で「本社社員も参加 おわびします」との見出しで反省のコメントを掲載した。
>一方、産経新聞は3面に「黒川検事長賭けマージャン報道」とやや地味な報道ぶりで、「取材源秘匿は責務、不適切行為あれば対処」との見出しで編集局長の見解を載せた。読売、毎日はどちらも1面で報じたが、検察とメディアの関係について踏み込んだ社はなかった。
いやー、夜討ち朝駆けで取材対象の懐に入った結果の「快挙」ですね(笑
こういう癒着や違法行為が「国民の知る権利」に寄与するらしいから、新聞記者のロジックってよく分かりませんよね。
新聞記者はとくダネよりも、他社に抜かれる特オチを気にします。読者はどうでもいいことですが、これまた新聞記者のオナニーです。役所に嫌われると、一社だけ知らされずに特オチとなることがあります。ですから常に役所や政治家のご機嫌をとりむすばないといけない。
だから大臣会見で事前に質問を提出して、大臣が書面見ながら答えるという、他国ではありえない小学生の学芸会の小芝居のようなことをやって違和感を覚えないわけです。いや小芝居の方がましでしょう、小学生だって台本手に持って舞台で読んだりしませんよ。
まあ、手前味噌で恐縮ですがぼくは夜討ち朝駆けなんてやりませんが、それなりにスクープは出しています。
宮原健太は記者には向いていませんよ。老婆心ながら申し上げておきます。
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
オスプレイは陸自から海自に移管すべき
https://japan-indepth.jp/?p=73052
European Security & Defenceに次期装輪装甲車の記事を寄稿しました。
https://euro-sd.com/wp-content/uploads/2023/01/2023_01_ESD_P.pdf
■本日の市ケ谷の噂■
アメリカ様に媚びを売るためのイージス・アショア導入はNSCの高橋憲一元防衛事務次官、現内閣官房副長官補兼国家安全保障局次長が官邸、かつての部下の一部内局官僚を使ってゴリ押し。高橋氏が怖いからアショアの撤回もできず、海自にイージスシステム搭載艦として押し付けた。市ケ谷では現政権から機嫌われている高橋氏の内閣官房副長官補兼国家安全保障局次長退任を心待ち、との噂。
#宮原健太 #毎日新聞 #記者クラブ
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