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キヨスミが誇る「魅せる」鬼ヶ沢最終処分場を紹介!

「キヨスミ産研」広報の大野です!

今回はキヨスミ産研の施設紹介シリーズ第2弾!鬼ヶ沢最終処分場をご紹介します!

▽第1弾エコモン紹介はこちら


実現までの壁

最終処分場は行政が様々な見地から判断し、設置の許可が下りなければそもそも作ることができません。

廃棄物は環境に悪影響を与える可能性があるので、大雨が降っても大丈夫か、希少動植物が生息していないかなど安全性や環境面などを細かく審査されます。また、近隣住民の皆様の了承も必須です。広大な面積の確保もそう簡単にはいきません。

多くの審査を通過し、様々な許可を頂き、何年もかけて完成しました。

埋立面積は53,812㎡、埋立容量746,638㎥
その広さは東京ドーム約1.15個分に相当します。

「魅せる」最終処分場

本当にここに廃棄物が埋まっているのかと疑うほど、異臭も害鳥もない。その綺麗さから「魅せる」最終処分場と呼んでいます。

キヨスミは焼却施設(エコモン)を所有しているので、食料残渣をそのまま埋めません。焼却減容に加えて、臭いを防ぐためにすぐに土を上から被せるなど対策を行っています。近隣には果樹農家さんもいるので、ご迷惑をかけないように細心の注意を払っています。

自然に還す水

処分場には水処理施設も併設されています。雨水や雪解けの水が管を通って水処理施設に集められます。

水処理施設

集められた水は衛生上、そのままでは自然に還すことができません。薬品を使用して汚れを沈殿させたのち、微生物処理、濾過、消毒等で有害な物質を取り除き、自然に放流しています。

毎日採水し、状態をチェックしています。

環境ビジネスとしての矜持

運ばれてきた廃棄物のそれぞれの特性を生かした管理方法も特徴の一つです。柔らかさや水はけの良さなどの特徴を活かして、埋める順番決めや、場所変えをしているのでトラックが走行してもタイヤが沈まない強度ができています。

また、遮水シートが破れないようにシート付近には鋭利なビン、ガラスは置かずにゴム素材の廃棄物を置いています。

このように廃棄物を材料として活用することでコストも大幅に削減できますし、環境にも優しいです。

キヨスミ産研の最終処分場は管理型処分場に分類されます。焼却減容し、燃え殻とばいじんにして埋め立てる、という最もスタンダードなやり方ができるのが管理型であり、その必要性も永遠です。有害物であるアスベストを埋立てできるのも強みです。

廃棄物が直接地面に触れない様にシートがあるため、環境にも負荷が一番少ないと言えます。

最後に

環境問題や、廃棄物の受け入れ問題など、課題はまだまだ多い世の中で、創意工夫で少しでも環境の負荷を減らしているキヨスミ産研の最終処分場。

是非実際に見て、そのスケールと未来への希望を感じてください!

現在、会社紹介動画を制作中!
最終処分場から見える朝日を撮影しました!

キヨスミ産研では一緒に働く仲間を募集中です!
https://kiyosumisanken.jbplt.jp/


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